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【 Q1 】

FPとは、どういう意味ですか。

【 A 】

FPとは、フレーム(Frame)&パネル(Panel)の略。
フレームは軸組のことで、パネルはウレタン断熱パネルのことです。軸組の柱や梁の間にウレタン断熱パネルをハメ込むため、このように名づけました。
FP軸組工法と呼んでいます。

 

【 Q2 】

FPの家は、一般的な住宅とどう違うのですか。

【 A 】

従来の一般的な住宅は、その昔吉田兼行「徒然草」で述べた「住まいは、夏を旨とすべし」という、風とおしの良さばかりを考えた、住宅の延長線上にありました。
これでは、夏のムシ暑さや冬の寒さを防ごうにもどうにもならず、例え機械的に冷暖房しても冷暖房機器のある場所(部屋)だけが涼しかったり、暖かかったりする住宅となります。
例えば、これらの問題を克服しようと、一般的にポピュラーとなっているグラスウールを断熱材として使用したとしても、次のような問題点が残ります。

①グラスウールは吸湿性があります。
・グラスウールは、大変よい断熱材ですが、湿ってしまうと断熱性能が低下してしまいます。

② 施工上、難があります。
・上手に施工しても四隅には十分行き届きませんし、施工ムラが生じ易い材質です。
また、経年の結果、重力の作用などでグラスウールが沈下してしまい、上部に隙間ができたりします。

③ 気密性が期待できません。
・グラスウールそれ自体は、気密をとるための資材ではないため、気密シートなどにより気密化を図りますが、この気密をとる作業が大変な作業であり、やはり施工ムラが生じ易くなります。

FPの家は、これらの諸問題を全て解決するために、グラスウールに代わる高断熱・高気密性能をもつ素材として発泡ウレタンに着目しました。 厳しい品質管理のもとで工場生産されたウレタンパネルの採用により、FPの家は、断熱性、気密性、耐久性などを一般的な住宅より大幅にアップ。 標準仕様のままで次世代省エネルギー基準をクリアしているとおり、快適性能は折り紙つきです。

 

【 Q3 】

ウレタンとはどんなものなのですか。

【 A 】

ウレタンフォームとは、ポリオールとイソシアネートが化学反応をおこしてできる鎖状重合体です。ポリオールもイソシアネートも石油を原料として作られる高分子化合物です。
ポリオールには、あらかじめ発泡剤、整泡剤、難燃剤、反応促進剤をミックスしておき1液とし、この1液とほぼ同量のイソシアネートを合流させ、硬質ウレタ ンを製成します。この時、ウレタンの発泡圧に対応するようにプレス機にはさみ、約25tの荷重をかけます。化学反応は、夏期で約20分、冬期で約30分程 つづき、この間ずっと荷重をかけ続けます。
この荷重がかかることにより、ウレタンの自由発泡を押さえ、高密度(35~40kg/m3程度)を得ることができます。これにより硬質ウレタンは、独立し た極微小な気泡の集合体として形成され、この気泡が優秀な断熱性能を引きだします。また気泡が独立しているために、空気や湿気も通しにくく気密性や防湿性 に優れています。

 

【 Q4 】

FPパネルを使った住宅の実績は?

【 A 】

「FPの家」は1985年に開発して以来26年、北は北海道から南は九州鹿児島まで日本全国で約44,000棟(2011年3月現在)の実績があります。 また最近では、コンビニエンス業界大手のファミリーマートに木造店舗として採用されたり、極寒の地であるロシア「サハリン州」でも建設されるなど、その性 能の高さが証明されています。

 

【 Q5 】

FPの家は、高くありませんか?

【 A 】

硬質ウレタンは建材としては高価であり、高級断熱材としてのみ使用されてきました。もちろんこれを採用しているFPの家は、従来の住宅よりも高価です。し かし、断熱性、気密性、高耐久性、高防湿性など様々な優れた特性を持つ硬質ウレタンは、断熱材としては理想的なものです。また、硬質ウレタンを使用するこ とにより家の寿命が延び、ランニングコストも安くつくため、長期的に考えるとさほど高いとはいえません。
そのほかに、コストの軽減を図るためウレタンパネルを製造する専用工場を設け、流通コストの削減と生産性を向上させています。また、パネル化を行っているため現場施工の簡略化と工期の短縮も図られており、このことによってもコストの軽減のための努力をしてます。

 

【 Q6 】

ウレタンパネルは、どこで造っているのですか?

【 A 】

ウレタンパネルの製造元は、札幌市に本社を置く㈱FPコーポレーション。ウレタンパネルの製造工場も全国へと拡がり、現在は、北海道石狩市の石狩工場、岩 手県花巻市の東北工場、岐阜県大垣市の岐阜工場、佐賀県神埼市の九州工場の4工場で製造され、全国各地へパネルが供給されています。

 

【 Q7 】

ウレタンを使うと火災に弱くありませんか。

【 A 】

確かにウレタンパネルは、石油化学製品ですので全く燃えないということはありません。しかしウレタンパネルには難燃剤をミックスしてあり、その発火温度は 木材とほぼ同様の250℃前後の範囲となっています。また、ウレタンパネル内はウレタンが隙間なく充填されているため、燃えるために必要な酸素が供給され ず、火がグラスウールの様に走ることはありません。しかもウレタン発泡体は自消性があり、表面が炭化した状態になりそれ以上燃え広がりません。
このように、ウレタンを使うと一般工法よりも火災に強いと言えます。

 

【 Q8 】

ウレタンは火災になると有毒ガスを発しませんか。

【 A 】

有毒ガスの点では、確かにウレタンは一酸化炭素などを発生させます。しかし現実に化学製品の氾濫している世の中で、燃えやすくかつ燃えるとより危険な日常 用品は、家の中に数多く存在します。例えば、ソファーが1つ燃えた時のガスで、家族が全滅してしまったという報告もあります。
ウレタンに火が届くまでに、建築資材のプラスターボートなどがガスを発生させてしまいます。つまり、やはり火事になった時の心配より、火事を起こさないよ うに気を配る事の方が大切です。また、もし仮に火災になった時にも初期消化は、カーテンや家具などに火が燃え移り、天井に火がとどくまでが限界で、出火か らこの間3~5分位までです。それ以前でも刺激臭の強い臭いや、煙の多いときは、早めに避難をした方がよいでしょう。

 

【 Q9 】

パネルにするとなぜよいのですか。

【 A 】

FPの家のウレタンパネルは、専用工場で製造されているので、一定の品質に管理されており、計画的に生産が可能なため、高品質なパネルのコストを下げて提 供する事ができます。また、パネル化がなされていると現場での手作業が簡素化されるため、施工ムラがなくなり高い性能が得られます。
ウレタンパネルの特徴は、次のとおりですが、これはそのままFPの家の特徴にもつながります。すなわち、高断熱・高気密・防水・防湿・強度・高耐久性・遮音性の各性能に優れています。

 

【 Q10 】

高断熱・高気密住宅とは、どのように生まれた住宅ですか。

【 A 】

高断熱・高気密住宅は、元来北海道で生まれ育った住宅であり、厳しい冬の寒さをいかにして克服してゆくかを課題として、研究・工夫されてきた住宅でした。 つまりいかにして冬を暖かく快適に、しかも省エネルギーで過ごすかがテーマでした。そのためには、外の寒さを室内に伝えず(断熱・気密)暖めた空気を外へ 逃がさず(気密)保つ(断熱)事が大切であり、様々な方法を用いてこれを実現したのが、高断熱・高気密住宅でした。
しかし、近年、高断熱・高気密住宅の省エネルギー性は、高い評価を受けると同時に、冬の寒さ同様、夏の暑さにも対抗しうる手段として、急速に日本全国に広がりつつあります。

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