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練馬・板橋は、少しだけ寒かったような気がします。
天気予報によれば、10月頃の陽気なんだそうです。
練馬区富士見台に建つ『FPの家 N邸』では、遣り方が行われました。
その様子を簡単に、ご紹介します。
まず、杭を建物の周りに立てます。
次にレーザーレベルを据付ます。
敷地南側の角、道路の向かい側縁石がベンチマークです。
このレベルを押さえ、+50mmを設計GLとしました。
次に設計GL+600のレベルを杭に記していきます。
次に、記された墨に合わせて水貫を取付けます。
GL+600の墨を水貫天端に合わせました。
水貫の取付が終わったら、矩を確認します。
ここで活躍するのが『カネピタ』です。
詳しい仕組みは割愛しますが、この道具を使えば簡単に遣り方の矩(カネ)をとることが出来ます。
矩とは、直角の事。
矩が悪いと、基礎の平面形状がひし形になっちゃうかもしれません・・・。
矩の確認が終わったら、水貫に建物の四隅の配置を記します。
そして、建物の中心線に水糸を張ります。
写真のピンク色&黄色い水糸が、建物の中心線となります。
そしてそれぞれの糸の交点が、出入隅になる訳です。
念のため、建物の対角長さを測りました。
2つの対角線の長さが違っていれば、矩が悪いことになります。
大丈夫、誤差の範囲に収まりました。
水貫に基礎の配置を記します。
中央に引かれた縦線が、基礎の中心線です。
これを基準に左右90mmづつ線を引くと、基礎の巾180mmになります。
遣り方完了です。
今回も、現場に工事車両の駐車スペースを設ける事が出来ません。
前面道路に車を停めての作業は、もっての外!
でも、現場周辺の駐車場は全て一杯でした。
借りられた駐車場は、一方通行の先です。
車で5分程度かかります。
そこから歩くと、10分位かかります。
基礎屋さんは、自転車を用意していました。
車から道具を降ろしたら、自転車を積んで駐車場に向かいます。
車を置いたら自転車を降ろして、現場まで漕いできます。
仮設トイレの設置も、基礎工事完了後としました。
当分の間は、コンビニを利用します。
まあ、いつもの事なんですけど・・・。
posted by Asset Red
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