スペーサー

1月25日付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋は久し振りの晴れ。

しかも、陽射しがサンサンと降り注いでいて暖かいんです。

こんな天気が続けば良いんだけど、そうは問屋が卸さないんですよね・・・。

水曜日には、また崩れるんだそうです。

残念

練馬区富士見台1丁目に建つ『FPの家 N邸』では、樹脂サッシの取付が進んでいます。

まずは外観写真から・・・。

敷地めいいっぱいに建てているため、外から撮れる写真が少ないんです。

いつものようにサッシと躯体の間に10mmの隙間を設け、そこに現場発泡ウレタンを充填しています。

他の場所に充填する黄色いウレタンではなく、ここではグーレーのウレタンを充填します。

1パーツガンフォーム、PURLOGICフレックス - 1

ちなみに、ウルトジャパンの製品を使っています。

えっ、何が違うかですって。

グレーのウレタンは、黄色のウレタンと比べて伸縮性が高いんです。

だから地震や台風等で躯体が変形しても、ある程度追従してくれます。

黄色いウレタンはしっかりと硬化する為、躯体の変形には追従できず剥離するかもしれません。

この後、硬化したウレタンを平らに切削してアルミ気密テープを貼ります。

アルミスペーサーを撮ってみました。

基本、防火サッシはアルミスペーサーとなります。

こちらは、樹脂スペーサーです。

シルバーだとアルミ製、黒いと樹脂製です。

上図では、『ウォームエッジスペーサー』という表現になっています。

どちらも同じと考えて結構です。

そもそも、複層ガラスやトリプルガラスにおけるスペーサーとは、複数枚のガラスの間の空気層を確保する部材です。

中空層に封入された乾燥空気や不活性ガスが漏れないよう、高いシール性が求められますが、その材質によりガラス周縁部の断熱性も大きく変わります。

例えば、こんな感じです

外気温度-5℃/室内温度20℃、相対湿度60%の場合ですが、アルミスペーサーのガラスは見事に結露しています。

でも樹脂スペーサーは、少ししか結露していません。

この例では、あまり違いが判らないかな

練馬区における1月のペアガラスの結露状況をシュミレートしてみました。

まずはアルミスペーサーの場合です。

これを見ると、3回ほど結露している事がわかります。

続いて、樹脂スペーサーの場合です。

これを見ると、ほんの少しだけ結露する日が1日だけあるようです。

これ位の違いがあるんですよね。

だから、弊社では樹脂スペーサーをお勧めします。

でも残念です。

以前にも書きましたが、防火対応の樹脂サッシってアルミスペーサーしか無いんですよね。

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電話:03-3550-1311 

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