blog
お蔭様で、弊社のGW休暇が終わりました。
本日より、平常営業となります。
8日間という長い休暇でしたが、ゆっくりと身体を休める事が出来たと思います。
溜まっていた、家事もいくつかこなす事が出来ましたし・・・。
そのひとつが、ベランダの隣地側に設置した木製フェンスの修理です。
完成時に、DIYしたフェンスです。
近所のHCで木材を購入し、製作。
特に塗装もせず、10年が経過しました。
土台として使っていた『防腐土台』が腐朽で全滅。
目隠し材として使っていた『SPF製1×4材』の一部が腐朽という有様です。
前者は交換、後者は一旦取外して腐朽部(土台に接していた部分)を切断しました。
作業時間は4時間程度。良い暇潰しとなりました。
防腐土台と言えども、適所にて使用しなければ腐朽する事を確認できました。
使用した部材は米松にACQを加圧注入した土台です。
インサイジング加工が為されているので、非接地・非曝露用の部材と思われます。
雨に当たったり、地面に接する使用は厳禁という部材です。
これをベランダ床に置いていました。
半設置・曝露という感じですね。
FRP床に接した面ではなく、上面から雨水が内部に侵入して腐朽に至るという感じです。
褐色腐朽菌により、グズグズになっていました。
誤解を招く方もいると思うので、念の為書いておきます。
接地・暴露用の部材を使っていれば、こんな事はありません。
少なくても10年は持つはずです。
採用時から、判っていた事なんです。
でも、HCで見つけられませんでした・・・。
今回は、これをベイヒバの土台に交換しました。
この土台自体は、5年ほど前に用意していました。
庭に置きっ放しで雨晒し、まさに設置・暴露状態です。
でも、全然傷んでいません。
やはりヒバって腐朽菌に強いんですね。
ちなみに腐ってしまった防腐材は、5年目に被害を確認していたんです・・・。
さらに10年位は持って欲しいなぁー。
ところで檜はどうなのかな?
ヒバよりは弱そうですよね。
でも防腐土台よりは長持ちしそうです。
今度、実験してみようかな?
スギとナラの比較はした事があります。
花壇の柵に使用して、腐朽具合を確認しました。
ナラの方が強いかな?
そう思っていましたが、あまり大差ありませんでした。
イメージと現実って、違います。
実験してみないとわかりません。
現場で土台材を拾って来て、早速実施したいと思います。
国産檜の芯持ち材の耐朽性、どの位なのかな?
でも、その答えが出るのって10年後なんですよね・・・。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分