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今日は水曜日。
アセットフォーの連休2日目となります。
先日、弊社OB様よりメールが入りました。
「シロアリらしき虫を家の周りで発見した!」
「これって、シロアリなの?」
羽アリを見れば、慌てますよね。
でもメールに添付してあった写真を見ると、どうやら黒アリのようです。
ひと安心・・・。
同じ羽アリであっても、シロアリとクロアリには違いがあります。
触覚や羽根の形状、胴体のくびれがポイントとなります。
シロアリは白い蟻と思われがちですが、実はゴキブリの仲間なんだそうです。
しかも羽アリの身体は、褐色をしています。
イエシロアリの羽アリの写真です。
皆さんもご存知のように、シロアリには羽アリが巣から飛び出す時期があります。
対(ペア)になって新しい巣を作るために旅立つんだそうです。
多数の羽アリが同時に飛び出すことから、群飛(ぐんぴ)と言われています。
その時期と条件は、シロアリの種類によって違うそうです。
例えばヤマトシロアリの群飛は4月~5月、イエシロアリは6月~7月です。
目が退化している為、光を嫌って一生のほとんどを地中で過ごすシロアリですが、不思議なことに羽アリだけは光を恐れないで飛び出します。
群飛の時間はわずか数十分、距離も数百メートルから1キロメートルが限界なんだそうです。
そして地上に降りると不要になったハネを落とし、巣をつくるための活動を始めます。
だから、この時期は要注意!
イエシロアリを発見するかもしれません。
もっとも弊社の商圏ではヤマトシロアリが主役です。
イエシロアリに出会うケースは、滅多にありません。
一方、クロアリの羽アリが新たなる繁殖地を求めて群飛するのも6月頃なんです。
黒アリが木材を食べることはありません。
でも腐った木を好んで住処にするので、自然界の倒木だけでなく、ご自宅の玄関、お風呂場など、木が古くなっている家には巣を作ることがあります。
またシロアリの天敵はクロアリなんです。
タンパクが豊富なため、中型以上の昆虫やスズメ・ツバメなどの鳥類、蜘蛛などにも好んで食べられます。
家の玄関などで羽アリが大量発生していたら、シロアリの巣が近くにあるかもしれません・・・。
と言う訳で、もし羽アリを見つけたら、まず先程の比較表をご覧ください。
それでもわからない時は、以下のページに写真を送ってください。
日本ボレイト公式LINE サービス『この虫、しろあり?』のアドレスとなります。
https://borate.jp/special/line.php#anchor04
ここに虫の写真を送れば、無償で昆虫を同定しアドバイスを戴けます。
そしてシロアリと判明すれば、安全な業者に繋いでくれます。
弊社の木材劣化対策工事を引き受けてくれている業者ですから、安心です。