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昨日の拙ブログに『サーモウッド』について書いてみました。
詳しい説明をネットで見つけたので、挙げておきます。
ご興味のある方は、是非ご覧ください。
池上産業㈱の頁です。
http://woodwise.jp/exterior/thermowood/
サーモウッドが、何故腐朽に強いのか?
個人的には、この点を詳しく知りたいんですよね。
でも、この点に関する説明はあまり詳しくありません。
木材を熱で処理すると、吸湿性が低下し、耐腐性や寸法安定性が高まるということは古来からの知恵でした。
の一言で済ませているんです。
物足りない・・・。
一方、吉田製材㈱の頁には、こんな図がありました。
https://www.yoshidaseizai.co.jp/thermo/index.html
図中にある、「水の水分が抜けて腐る条件3つが揃いにくい」がポイントだと思います。
でも、ここに関する説明は、やはりありませんでした。
以前、越井木材工業㈱の工場見学に行った事があります。
ここでは、コシイ・スーパーサーモの説明も聞いています。
その時の説明によれば、燻煙加熱する事で細胞がスカスカになるとの事。
ここに水分が侵入しても、スカスカ細胞の隙間を縫って落ちてしまう事になり、木材中に残る水分は少なくなります。
例えとして、台所スポンジを挙げていました。
「スポンジに水を掛けても、すぐに下に落ちてしまうでしょ?」
ナルホド・・・。
その代わり、構造強度は落ちるそうです。
細胞同士をつなぐ繊維の結合が減っているからなんだそうです。
この辺りのことを、もっと詳しく知りたいんですが・・・。
ここには、こんな説明がありました。
http://www.arthurtimber.co.jp/thermowood/tw-mokuteki.html
建築物に数百年使用された木材はセルロースの減少と吸湿排湿能力の低下が知られています。
セルロースの減少は木材を腐りにくくし、吸湿排湿能力の低下は木材の寸法安定性を良くします。
鍵は『セルロース』の量のようですね。
ここには温度管理の重要さも書かれていました。
色が濃くなるほど、耐朽性・寸法安定性が大きくなるとも書かれています。
コシイ・スーパーサーモって、かなり濃い色です。
安心できるようですね。
外装材への採用をもっと増やしてみようかな。
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