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今日は第1水曜日、アセットフォーはお休みです。
そう、月初めの連休なんです。
いよいよ梅雨シーズン到来!
水不足は困るけど、雨が続くと現場が動かないんですよね・・・。
去年のように、夜だけ降って昼間は雨が止んでいるのが最高だと思います。
そんなに都合良くいかないですよね・・・。
我が家でもだんだん冷房運転をする日が増えてきました。
風呂上りのひと時に麦酒を傾ける至高の瞬間とか・・・。
この時期は冷房というよりも、除湿が目的というケースの方が多いと思います。
そもそもエアコンによる冷房は、次のような仕組みになっています。
①室内機上部の採入口から部屋の空気を吸い込みます。
②この空気を室内機内部の熱交換器と呼ばれる装置の中を通します。
③この時、空気の温度が下がると同時に相対湿度が上がります。
例えば、室内空気が32℃/60%だったとします。
この空気の露点は23.26℃です。
仮に熱交換器の温度が20℃であれば、露点よりも低い為、熱交換器に水滴が付着する事になります。
この現象を『結露』と言います。
そして結露した水滴はドレンホースで室外機へ運ばれ、外に排出されます。
この段階でエアコンから吹き出される空気は20℃/100%になる訳です。
④吹き出された20℃/100%の空気は、室内空気に混ざります。
そして室温がエアコンの設定温度になるまで、これを続ける事になります。
つまり空気中の水分を水滴として放出させることで、除湿を行い、部屋の空気の温室度を下げる訳。
ちなみに32℃/60%の空気の絶対湿度は18.0g/kgDAです。
そして、20℃/100%の空気の絶対湿度は14.6g/kgDAになります。
その差3.4g/kgDA分が、エアコンによる除湿効果になります。
でも、この時期には気温は低いけど湿度が高い日もあります。
月曜日が良い例だと思います。
朝8時の気温は15.7℃、湿度は94%でした。
この時の絶対湿度は10.5g/kgDA、そして露点は14.9℃になります。
決して暑くはないけど、ジメジメする気がする・・・。
これ、実際にはジメジメしてないんですよね。
単なるイメージだと思います。
湿度が94%と聞くと、ジメジメしてると思い込んでしまいますから・・・。
そこでエアコンの除湿運転を試みます。
でもエアコンを動かしても、さほど改善しません。
だってエアコンの熱交換器が14.9℃を下回らなければ、結露する事はありませんから・・・。
かと言って、熱交換器の温度を下げようとすれば室温設定をメチャクチャ下げる必要があります。
寒くて仕方ないですよね・・・。
ちなみに、除湿方法には、次の2つがあります。
①弱冷房除湿:湿度を下げるために空気の温度を下げ、そのまま部屋に戻す。
②再熱除湿:湿度を下げるために空気の温度を下げ、空気を元の温度に戻してから部屋に戻す。
上図にヒーターと書かれてるでしょ?
①の場合、室内機にヒーターはありません。
採り入れた室内空気を熱交換器で冷やし、そのまま吹き出しますから。
でも②の場合には、ヒーターで暖めてから吹き出します。
その為、月曜日のような日でもメチャクチャ冷やして除湿を行い、ちょうど良い温度まで暖めて吹き出す事が出来ます。
これなら快適ですよね。
でも、電気代はメチャクチャ食いそうです。
あるサイトでは、こんな比較がされていました。
設定温度を24℃にした際の、冷房・弱冷房除湿・再熱除湿の3運転時の電気代比較となります。
これを見ると、弱冷房除湿が一番安く冷房・再熱除湿と続きます。
また除湿量は、冷房・再熱除湿・弱冷房除湿の順になるようです。
必要以上に冷やしておいて電気代の掛かる電熱線を使って暖めるんですから、再熱除湿の電気代が高いのは当たり前とは思いますが・・・。
快適を採るか、省エネを採るか?
悩みどころだと思います。
その点、我が家は便利です。
日当たりがメチャクチャ良いので、カーテンを開けておくと室温がガンガン上がります。
そんな時に冷房を掛けると、メチャクチャ湿度が下がるんですよね。
湿度計を信じれば、我が家の夏の湿度は50~55%というところです。
結構快適なんです。
日射取得とエアコンの組み合わせは電気代を消費しそうですが、意外とそうでもありません。
37坪超の家で6帖用の壁掛けエアコン1台しか使っていませんし、温度設定も28℃から26℃に変更するだけですから・・・。
posted by Hoppy Red
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