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築17年の弊社OB宅でプチリフォームを行っています。
といっても、写真のように足場を架けて結構大々的な工事なんです。
メインは、エアコンの更新です。
当時はМ社のマルチエアコンを採用していました。
室外機×2台
小さい容量(1.2kWor16kW)の室内機×6台
既に廃盤となっていて、部品供給も止まっているエアコンです。
全て取外し、処分します。
そして、壁掛けエアコンを設置します。簡単な工事に思えるでしょ?
でも、結構やっかいな工事なんです。
例えば電源が問題になります。
マルチエアコンの時は200V電源が2回路必要でした。
でも今回は100V電源が4回路必要です。
そこで、200V電源×2回路を分電盤内で100V電源×2回路に切り替えます。
そして、100V電源×2回路をさらに増設しなければなりません。
また、これらの電源を室内機の傍までもっていく工事も必要となります。
壁や天井を壊して配線する方法もありますが、今回は採用しませんでした。
外壁にVP管を配管して、その中に電源線を通した方が簡単だからです。
その為には足場が必要になりますが、サイディングの目地の打ち替えを行うのに足場は必要です。
ついでに屋根の洗浄も出来るし・・・。
足場を架けるなら、アンテナ交換も行おう!という事になりました。
当時VHF+UHF&BSでしたから・・・。
ついでに、電気自動車用のコンセントも追加しよう!という事になりました。
色々と、やることが増えちゃうんですよね・・・。
問題がもうひとつあります。
マルチエアコンの冷媒管やドレン配管は使えないんです。
だから新規配管が必要になります。
ねっ、大事でしょ?
しかも、この陽気です。
ちょっとした問題が起こりました。
電気屋さんが200V電源を100V電源に切り替えなければで、エアコン工事が出来ません。
切り替える為には、エアコンを停める必要があります。
「えっ!エアコン停めないといけないの?」
ちなみに、電気工事とエアコン工事の間は2日間あります。
「2日もエアコンなしは辛いよね。」
「どうにかして、エアコンを停めないように出来ないの?」
結局、100V電源をさらに2回路増設することになったんです。
幸い、新旧エアコンの設置場所が違うんです。
電気工事をしている間もエアコンを稼働する事が出来ます。
エアコン工事をしている間も、既存エアコンを動かす事が出来ます。
その代わり、電気工事は増額しましたが・・・。
既存エアコン裏の穴埋め工事が必要となるため、大工と内装屋さんにも活躍してもらいます。
たかがエアコンの更新なのに、結構な費用と時間が掛かります。
マルチエアコンなんて、採用しなければいいのに・・・。
ついつい、愚痴を言いたくなるんです。
posted by Asset Red
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