御祭神は、須佐之男命と櫛名田比売命です。

 

 

 

 

 

豊島区高松2丁目の『FPの家 H邸』の話です。

昨日、地鎮祭を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

椎名町駅近くにある長崎神社から神主さんが来てくれましたが、弊社にとっては初めての神社でした。

御祭神は、須佐之男命(すさのおのみこと)&櫛名田比売命(くしなだひめのみこと)。

HPを見ると、御由緒はこんな感じでした。

長崎神社の創建年代は詳らかでありません。

江戸時代の中期には十羅刹女社といわれていました。

明治五年には村社に定められ須佐之男命を合祀して氷川神社と称したが、明治七年長崎神社と改称して今日に至っております。

 

ちなみに地鎮祭とは

建物を新築する前に行う儀式です。

その土地に建物を建てること

そこに住むこと

を地主神に報告します。

また地鎮祭には、主に以下の3つの意味があるといわれています。

①その土地を守っている地主神を祭る

②工事の安全を祈る

敷地の平安を祈る

地鎮祭は、古くは日本書紀にも記されている伝統的な風習です。

神式が一般的ですが、仏教式やキリスト教式で行われることもあります。

 

神式の場合の式次第を挙げてみましょう。

①開式

 祭典を始める旨を告げます。

②修祓(しゅばつ)

 お祓いの儀式です。

 祭壇正面にて神職の方が祓詞(はらいことば)を申し上げてお祓いを行います。

③降神の儀(こうじんのぎ)

 代々、その土地を守って来られた氏神様を神籬へお迎えする儀式のことです。

 祭壇前で神職が拝(はい)の姿勢をとり、大きな声を出して氏神様に降りていただきます。

④献饌(けんせん)

 神饌物(お供えもののことです)を献ずる儀式です。

 三方に乗せた神饌と、お神酒の入った瓶子(へいし)、水の入った水器の蓋を取ります。

⑤祝詞奏上(のりとそうじょう)

 神職が祭壇に進み、拝礼した後で奉書に書かれた祝詞を奏上します。

⑥清祓い(きよはらい)

 その神事が行われる場所や道具をお祓いします。

 神職は大麻で祓ったあと、東北の方角から時計回りにお米や清め塩などを敷地・式場の四隅に撒きます。

⑦地鎮の儀

 氏神様に土地を耕す所作を見ていただく事でここを工事して建物を建設することを示します。

⑧玉串奉奠(たまぐしほうてん)

 玉串を氏神様に捧げます。

⑨徹饌(てっせん)

 神饌物を祭壇から下げ、神職が瓶子と水器の蓋をします。

⑩昇神の儀(しょうじんのぎ)

 降りてきた氏神様を天上お送りする儀式です。

 降神之儀の際と同じく、神職は祭壇の前で拝の姿勢をとり、大きな声で唱えます。

⑪閉式

 式典が終わったことを皆様へ告げます。

 この後、神酒拝戴、直会へと続きます。

これにて、地鎮祭終了です。

中国の孟子のお母さんの言葉があるでしょ

『孟母三遷』って奴です。

意味は色々あるようですが、建築業界では『3回建ててみないと、良い家を建てることはできない』と捉えられています。

でも最近は、人生最大の買い物と言われ、3回も建てる人は相当少ないですよね。

当然、地鎮祭を経験している人も少ない筈です。

いつも思うんですが、神主さんって地鎮祭のことを、もっと丁寧に説明してくれればいいのに・・・。

そもそも地鎮祭って何なの

何を目的に行っているの

これを知らない方も多いと思うんです。

神主さんが、あっち行ったりこっちに来たり・・・。

ゴニョゴニョと何かを呟いたり、急に大きな声を出してみたり・・・。

何やってるんだろう

という方ばかりだと思うんです。

神社のHPを見ても、こうした事を説明しているページは稀でしょ

せっかくの貴重な体験です。

もっと、サービス精神をもってくれるといいなぁー。

なんて、つい考えてしまうんです。

そもそも、自分の土地の御祭伸が誰かをしっている人も少ないと思うんですよね・・・。

須佐之男命

櫛名田比売命

名前を聞いても、わからないという方も多いのでは???

どちらも、古事記の中に出て来る方々です。

ヤマタノオロチを相手に、大活躍するんです。

スサノオは神様だけど、クシナダヒメは人間だと思っていました。

どちらも神様だったんですね。

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