正式名称を Medium Density Fiberboardといいます。

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アセットフォー日記

2024.11.04

今日は文化の日の振替日。

アセットフォーはお休みです。

でも硬い話を書こうと思います。

先日、ウルトのE氏より製品説明を受けました。

ウルトのルーフボードという製品です。

サイズは9mm×908mm×1818mm。

屋根野地用のMDFです。

透湿防水ルーフィングシートと組み合わせる事で、透湿性を高め、高耐久な屋根をつくる事が出来ます。

合板の約10倍の透湿性があるそうです。

厚さは9mmしかありませんが、12mm合板と同等以上の床倍率を実現できます。

もちろん認定も取得済み。

7年間にわたる屋外暴露試験において、構造用合板よりも強度劣化の小さい事を立証しています。

JIS耐水2（P）に適合しています。

吸水率も低く、釘穴止水性にも優れているので屋根野地板に最適なんです。

ここでMDFの事も書いておきます。

MDFは正式名称を Medium Density Fiberboard(中質繊維板)といいます。

細かく粉砕した木材等を板状に成形した木質ボードの一種ですが、適度な強度があって表面が滑らかで加工も容易なため、木材を必要とする小物雑貨から家具、建材まで幅広く使用されています。

温湿度による寸法の変化が少ないのもメリットのひとつです。

端材や間伐材、廃材などを有効利用して作られるので、環境に優しくリサイクル性の高い素材として認知されています。

その一方、注意点やデメリットも存在します。

湿気が多い場所での使用や水濡れには要注意。

木材全般に言えることですが、繊維状の素材であることから水分を吸収しやすく、多湿な状態で放置しているとカビが発生したり、濡れると膨れてしまったりすることもあります。

水に弱いのがMDFの特徴なんですよね・・・。

でもウルトのルーフボードは、水に強いんです。

だから安心して使う事が出来ます。

透湿防水ルーフィングシートを採用するのであれば、セットでコレを採用すべきだと思います。

まだHP等には公開されていないようです。

リーフレット画像を挙げておきます。