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今日は第3火曜日につき、アセットフォーはお休みです。
でも硬い話を書こうと思います。
JIOの木造住宅の防水施工ポイント集を見ていて、勉強になった事があります。
読んでいて、なるほどなぁーと思ったんです。
窓回りに貼る防水テープの話です。
防水テープの構造には次の2種類あります。
①片面粘着タイプ
イラストのように、接着剤が片面にだけあるタイプです。
②両面粘着タイプ
このタイプは、両面に接着面があります。
図の支持体には金属箔・紙・布織物・フィルムなどを、接着剤にはブチルゴム・アクリル樹脂などを使います。
そして、ここからが本題となります。
題して『サッシ釘打ちフィン周りの防水テープ施工』です。
防水テープはサッシのフィンと透湿防水シートを一体化する事で、サッシ周りの防水性を高める事が出来ます。
そして、その防水性は防水テープのタイプにより違うとの事。
その根拠は、以下の通りです。
まずは片面タイプの防水テープから。
図の青い線が防水テープを示しています。
サッシのフィンの巾をAとしています。
例えばサッシのフィンが25mmの場合、50mm巾の防水テープを使えばシートとテープの密着面は約25mmになります。
75mm巾のテープを使えば、これが約50mmになる訳です。
今度は両面タイプの防水テープです。
サッシのフィンは同じく25mm、50mm巾のテープでも密着面は約50mmになります。
75mm巾のテープを使えば、約75mm。
密着面が増えれば、雨水の侵入をより防ぐ事が出来ます。
だからJIOでは、両面タイプの75mm巾防水テープを推奨しているんですね。
こんな資料を見てしまったら、この通りにやるしかありません。
さっそく、窓回りの防水テープ施工を再検討ですね。
ちなみに弊社では、両面タイプの50mm巾の防水テープをシート施工の前に貼っています。
そしてシートを防水テープに貼り、その上に75mm巾の片面タイプの防水テープを貼ります。
下面テープの密着面は約25mm、上面テープの密着面は75mmです。
逆にした方が良いのかな?
実は悩んでいました。
逆にしても、大差無さそうです。
逆にすれば、上面テープは50mmで済みます。
50mm巾の片面タイプなら、ウルトのユラソールがあるし・・・。
巾は60mm、防水性・接着力・施工性、全て問題ありません。
次の現場で試してみようと思います。
休日ブログの割に、真面目な内容だったでしょ?
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