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今日と明日はアセットフォーの定休日。
2連休となります。
例年であれば、紅葉を求めて家族でドライブ・・・。
でも娘の幼稚園もあるし、コロナ禍では無理ですよね。
それを理由に、しっかりと休養させて戴きます。
先日、新聞にこんな記事を見つけました。
『環境市場新聞』という超マイナーな業界紙です。
読んでいる人なんて、ほとんどいないんじゃないかな・・・。
身近な電気のあまり知られていない話というコーナーに書かれた記事です。
ほぼ、そのまま転載させて戴きます。
停電が起こるとまずブレーカーを確認し、落ちているレバーを機械的に上げるという人は多い。
だがその前に必要なのは、ブレーカーの役割を正しく理解しておくことだ。
一般家庭のブレーカーは電力会社などの設置する『アンペアブレーカー』以外に2種類ある。
ブレーカーは日本語で遮断器といい、自動的に電流を遮断する装置だ。
一般家庭の電気は、電柱から3本の電線で家庭内に引き込まれ、その後に玄関などにある『分電盤』で分配し、各部屋の電気機器に届く。
分電盤には分配の他に、2種類のブレーカーで電気事故を防ぐ役割がある。
図に一般住宅用分電盤の例を示した。
右側の『配線用遮断器(子ブレーカー)』は各部屋へ続く回路ごとに付けられるものだ。
同時に多数の電気機器を使ったり、ショートなどで大きな電流が流れ続けると、配線が熱を持ち、火災や感電に繫がる可能性がある。
そこで過電流の発生した部屋(回路)ごとに電流を遮断させる。
つまり『子ブレーカー』は電線を保護するために落ちる装置だ。
家庭でよく使う30アンペア以下なら、ブレーカーに表記される定格電流の1.25倍が流れた時は60分以内。
2.00倍なら2分以内とブレーカーの落ちる時間も決まっている。
図中央の『漏電遮断器(漏電ブレーカー)』は、子ブレーカーと同様の機能に漏電検知機能を兼ね備えたもので、配線保護と人体保護を目的としたブレーカーである。
漏電は命の危険に関わるため家庭用の漏電ブレーカーは、漏れ電流が1.5ミリアンペア、動作時間0.1秒という高感度高速型を使用しており、火災や感電につながる可能性を最小限に抑える。
図のような構成の場合には、各回路を一活管理しているのが漏電ブレーカーなので、これが落ちると建物全体が停電する。
こうしたブレーカーの役割を踏まえ、停電時にはどのブレーカーが落ちているか確認する必要がある。
特に漏電は火災や感電など重大な事故に繋がる危険があるので漏電ブレーカーが落ちている際は、資格を持った技術者などに対処してもらうようにしたい。
なお図中のアンペアブレーカーは、電力会社によって設置されない場合がある。
現在はスマートメーターに内蔵そされるケースも多くなっている。
残念ながらアンペアブレーカーの説明はありません。
ネットで拾った情報を追記しておきます。
アンペアブレーカーとは、住宅に電源を供給する分電盤の最初に組み込まれるブレーカーです。
設定された数値以上の電流がアンペアブレーカーに流れると、自動的に回路を遮断する仕組みを持ちます。
これが動作するのは「電気を同時に使い過ぎている状態」のため、ブレーカーが切れた状態のままで復旧しても、再度動作する可能性があります。
エアコンなど、復電時に再起動する機器がなければ、アンペアブレーカーを上げる(復旧する)ことで停電は解消されます。
電気ヒーターやドライヤーを使っていてブレーカーが落ちた場合は、電気機器をオフにしてからブレーカーを上げると良いでしょう。
良い機会ですから、電気の基本的なことも挙げておきます。
電流の単位がアンペアです。
そして電圧の単位がボルトになります。
電圧100ボルトの電気を30アンペア流すと、消費電力は3000ワットになります。
例えば子供室に繫がった子ブレーカーが20アンペアであれば、一度に合計2000ワットの家電製品を使うと、ブレーカーが落ちることになります。
この時、漏電が原因であれば漏電ブレーカーも作動します。
でもアンペアブレーカーが40アンペアであれば、この段階ではアンペアブレーカーは落ちません。
全ての回路の合計が4000ワットを超えなければ、アンペアブレーカーは落ちないんです。
でも最近は、少し事情が変わってきました。
スマートメーターの影響です。
電流過多が起こって子ブレーカーが落ちても、しばらくすると復旧するんです。
以前であれば、家に帰って電気を使おうとしてもつかない時はブレーカーを確認しました。
そんな時は、タイマー録画していたハードディスクもキャンセルされています。
慌てて、再録画したりしましたよ。
でも最近は勝手に復旧しているので、キャンセルのまま録画を失敗する事があるそうです。
スマートメーターって、便利なのかな?
昔は、落ちたブレーカーを上げるのはお父さんの役割でした。
私にも、手に懐中電灯を持って父の記憶が残っています。
でも最近は、めったに落ちません。
家庭におけるお父さんの役割が、ひとつ減ったのでしょうか?
posted by Hoppy Red
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