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どうもお天気がはっきりしません。
長雨が続くのでしょうか?
雨が止んでいるうちに、外作業を行って貰いました。
板橋区徳丸1丁目の『スケルトンリフォーム I邸』の話です。
追加した基礎の型枠は既に外してあります。
まだ水分が抜け切っていない感じですが、じきに乾いて白くなってくるでしょう。
雨が続きましたから・・・。
追加した基礎には、アンカーボルトも無事設置してありました。
今回の耐震補強をするに当たり、かなりのアンカーボルトを追加しています。
ホールダウン金物用のA-70だけではありません。
A-40も、たくさん・・・。
だって基準法を満たした配置になっていないんです。
あまりにも酷すぎる・・・。
既存の基礎に追加するアンカーボルトは、今まさに設置中です。
まず最初に行ったのが、基礎にマーキングされたアンカーボルトの位置に穴を明ける事。
土台を木錐で穴を明けた後、写真のような長いコンクリート錐で基礎に穴を明けます。
次に行うのが、穴の中に詰まったコンクリート粉の除去です。
写真のような細いノズルを穴に挿し込み、掃除機で吸い込みます。
どうやら、このノズルは手作りのようですね。
見覚えのある銅管が見えます。
たぶん給湯用の被覆銅管だと思います。
その後、細いらせん状のブラシを突っ込んで穴の側面に付着した粉を落として、再度掃除機で吸い込んでいました。
ここにケミカルアンカーのカプセルを挿入し、ボルトを貫入して硬化を待ちます。
仕上がりは、こんな感じです。
A-40
A-70
無事、作業終了です。
既存基礎の一部を斫った際に主筋(D13)が入っているのを確認しましたから、アンカーボルトを土台芯より内側に入れてもらいました。
同時進行で、基礎屋さんも作業を進めて貰いました。
基礎内に防湿シートを敷き詰め、その上に砂利を敷き並べていきます。
道路と敷地の高低差はおよそ3.0m。
ダンプの荷台に積まれた砂利をバケツに掬ったら、バケツリレーの始まりです。
次々と運ばれてくる砂利入りのバケツをシートの上に空けていきます。
しばらく見ていましたが、やはり大変そうです。
「砂利が濡れてるから、重いんじゃないの?」
でも、雨上がりだから仕方ないですよね・・・。
最後は表面を平らに均します。
タンパーで突き固めて砂利敷き終了です。
床束を立てるためのコンクリート平板を据付ければ、本日の作業完了です。
ちなみに砂利にも土壌処理を行います。
でも直ぐに歯行いません。
躯体の防腐・防蟻処理と一緒にしてもらうつもりです。
posted by Asset Red
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