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はっきりしない天気が続きます。
困ったもんです。
でも練馬区平和台1丁目に建つ『FPの家 H邸』では、ラス網の施工が続いています。
その様子をご紹介したいと思います。
①W-ラスはモルタルの喰いつきを良くするため、「波付」が施されています。
張る場合、谷部を下地側にしてください。
ちゃんと、谷部が下地側になっているでしょ?
②ステープルは、エアータッカー釘の場合は719M以上のものを使用します。
その留め付け間隔は、150mmピッチ。
カ骨を留め付けます。
一昨日の投稿時は、まだ仮留めだったんですよね。
だからステープルで大まかに留め付けていただけでした。
でも今は、この通りです。
ちゃんとエアタッカーで、150mmピッチに留め付けられています。
③重ねシロは30mm以上とし、継ぎ目にふくらみのないよう平滑に張り上げます。
大丈夫、問題ありません。
④出入隅では折り曲げ施工とし、つぎ合せ施工はしません。
予め、張っておいた理由はここにあります。
そうそう、茶色い裏紙も只の紙ではありません。
真ん中にローンアスファルトを挟んだクラフト紙。
これをターポリン紙と言います。
意外と防水性があるようですね。
だから透湿防水シートの上に張ることで、雨水の侵入を更に防いでくれるんです。
しかもラス網の裏にモルタルが廻り込むように鏝で押し付けても、これが通気層の圧迫を抑えてくれます。
地味だけど、良い働きをしてくれる紙なんです。
今回はここまでとします。
だってラス網の施工は、まだまだ続きますから・・・。
続きを楽しみにしてください。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分