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今日もはっきりとしない天気です。
雨粒が落ちて来ると、落ち込みます。
板橋区徳丸1丁目の『スケルトンリフォームI邸』に、今日から大工さんが1人だけ入りました。
まずは土台をアンカーボルトで緊結としたり、腐食した土台や柱を撤去してもらいました。
先日、基礎屋さんに追加して貰ったアンカーボルトです。
既存の土台の水平が悪いので、今回はネダノン合板の採用は諦めました。
土台の両サイドに根太掛けを打ち付け、根太を転がし、構造用合板を張ることにしたんです。
よって、いつものスクリューワッシャーは使わずに普通の座金を使っています。
解体途中の写真です。
浴室回りの柱や土台の腐朽が目立ちます。
こうした部分は痛み具合を確認して、腐朽が進んでいる場合は撤去する事にしました。
でも写真の柱は通し柱の為、抜けません。
30mm程度を削り取り、そこに木材を継ぎ足すことにしました。
土台は見た目ほど傷んでいません、このまま使う事にしました。
留め付は、接着剤と木ネジの併用です。
幸いな事に引き抜きや圧縮が掛かる柱ではありません。
良かった・・・。
撤去した木材です。
入れ替える土台は、国産檜の芯持ち材に加圧注入した防腐土台105×105材としました。
また大引きは、国産檜の芯持ち材を人工乾燥した105×105材です。
もちろん、防腐・防蟻処理も行います。
土台の入れ替えや大引き入れが終わったら、構造金物の取付を行う予定です。
結構時間が掛かると思います。
だって既存の躯体には、ほとんど構造金物が取付けられていません。
羽子板ボルトですら、全部で20箇所ほどしかないんです。
何故?
付いている所と付いていない所の差が判りません?
不思議ですよね・・・。
柱を切り欠いてある部分も、結構あります。
ここも、なんらかの補強が必要だと思います。
しかも柱の太さがマチマチなんです。
横に間柱をぶつけて、石膏ボード下地を作らないといけません。
筋交も入れないとならないし・・・。
まだまだ、先が長そうです。
しばらくは、2階に上がれそうもありません。
posted by Asset Red
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