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失敗談です。

先日、築16年の弊社ＯＢ宅に照明器具の交換に行ってきました。

直径800ｍｍ程度の天井付タイプの蛍光灯が付いていました。

当然、リフォーム用のＬＥＤ照明をお勧めしました。

リフォーム用？？？

と云う方もいらっしゃると思います。

大した話ではありません。

照明を付け替えた際に、新しい器具が古い器具より小さいと、クロスの汚れが丸く目立ったりするでしょ？

アレを防げるように、シェードが大きいタイプの照明器具なんです。

でも今回の器具は大きいので、中々良いものが見つかりませんでした。

数社のカタログを見ましたが、該当する器具は1つしか見つかりません。

でも、デザインが・・・。

お施主様からは、今の器具と似たようなモノにしてねと言われています。

少しハデなんですよね。

状況を説明し、もしかしたらクロスの汚れが出てしまうかもしれないと伝えて、少しだけ小さい器具をお勧めしました。

でも、コレ失敗でした。

器具を外してみると、クロスの継ぎ手全てがパックリと口を拡げていたんです。

しかも悪いことに、器具に対して十文字にジョンイントがあります。

写真はありません。

先日撮った歯医者のトイレの壁よりも酷い隙間です。

歯医者のトイレ壁の写真を再掲します。

これが、照明器具から5ｃｍ程度はみ出してしまいました。

器具の発する熱が、よりビニールクロスの収縮を促進したと思われます。

触ってみると、すでにカチカチに固まっていました。

「いくらなんでも、これじゃダメだよ。」

ご主人が不満顔・・・。

そりゃ、そうですよね。

後日、改めて違う器具に付け替えました。

結局、デザインがイマイチの器具になりました。

写真を見て貰い、納得の上でコレを取付けました。

「付けてみると、悪くないよね。」

杞憂ださったようです。

まさか、こんな事があるとは・・・。

今後同じような依頼を戴いた際には、絶対大きな器具を提案しようと思いました。

器具を外して、状況を確認する事も忘れないようにしたいですね。

 

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