ウレタンの重さで、撓んでしまうそうです。

女心と秋の空。

やっぱり秋の空は、長続きしないのかな

そう言えば、女心って長続きしないんですかね

常日頃、「女心をちっとも理解していない。」と妻に言われている私には、わかりません・・・。

板橋区徳丸の『スケルトンリフォームI邸』の、現在の状況を少しだけお知らせしたいと思います。

1階部分の断熱施工を是正してもらいました。

写真は前面道路に停められた、工事車両です。

ここからホースが延びていて、現場に繫がっています。

先日吹いて貰ったウレタンの厚さが不均一だったんです。

しかも、吹付した後に収縮していました。

吹き増しをしている職人さんに聞いてみると、こんな事を話していました。

「吹き付けたウレタンが固化する過程で、収縮するんです。」

ナルホド・・・。

でも、吹付厚さの不均等の理由にはなりません。

「難しいんですよ・・・。」

との事。

(でも、プロなんでしょ

つくづく、現場吹付って難しいと思います。

しっかりと管理しないと、こんな事もあるんです。

土台&大引きの下端に取り付けたダンボールの中央部が沈んでいるそうです。

写真は、ダンボールを取付けた直後のものとなります。

ウレタンの重さで、撓んでしまうそうです。

撓めば、表面が下がってしまいます。

見映えが悪いから、つい吹き増しをします。

すると、益々中央部が下がるようですね。

結果、周縁部のウレタンが中央部に寄っていきます。そして低くなるそうです。

こんな感じです。

でも、これも理由にはなりません。

施工完了後の厚さが90mmに満たなければ、是正するしかないと思います。

中央部の吹付厚さは、120mmくらいあるようですが・・・。

 

吹き増しすると、こんな風になりました。

「吹付厚さって、平均なんですか

聞いてみました。

「いえ、違います。最低厚さとしています。」

「厚い部分をカットして調整するイメージです。」

との事。

さすがに聞けませんでした。

「こんな事、よくあるんですか

なんて答えたんだろう・・・。

翌日の写真です。

まあまあかな・・・。

床下へのウレタン吹付は、これで完了です。

 

でも、これだけではありません。

こんなモノを用意しました。

押出発泡ポリスチレンフォーム断熱材、通称EPSです。

土台&大引きの上に45mm×45mmの根太を303mm間隔に転ばし、これを充填します。

根太を転がし始めた時の写真です。

根太間にこの断熱材を落とし込みます。

断熱材って、床直下に施工しないと暖かさが感じられない事があるんです。

もちろん、床板と断熱材の間の空気が逃げないような気密施工は行います。

それでも、空気層内で発生する対流が影響するようです。

根太間に断熱材を入れれば、これを防ぐことが出来ます。

根太間に入れた断熱材が落ちても、結果は同じです。

だから断熱材の落下予防だって当然行います。

こんな金物を使うんです。

マニュアルには、こんなイラストが描かれています。

これを写真のように半分に割って使うようですね。

そして、これを根太に掛けるんです。

ここに断熱材を載せれば、落下する事はありません。

マニュアルには、こんなイラストが描かれていました。

ちなみに、90mm×0.021W/m・K+45mm×0.038W/m・Kの断熱材の熱抵抗は約5.47になります。

これって、高性能GW16Kであれば、21cmの厚さに相当します。

温かい床になると思うんですよね。

同時進行で、2階床組も進められています。

根太を入れ、構造用合板を敷き込みます。

外壁の耐力面材の取付も始まりました。

少しづつではありますが、だんだん形が見えてきました。

 

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