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無事、事例発表が終わりました。
いつも勉強させて戴いている『自立循環型住宅研究会(通称JJJK)』で、全国のメンバーを前にしてのオンライン発表会でした。
さすがに緊張します・・・。
弊社の取組みとして、高断熱・高気密の建物にパッシブ設計&高性能設備を採り入れた結果を、様々な測定データーをベースに検証・考察しました。
参加されたメンバーや審査員の方々に、色々とアドバイスを戴きました。
それらを参考に、今後の家づくりに活かしていこうと思います。
今回、改めて感じた事があります。
①弊社が建てる建物の多くは、都内に建つ建物の当たり前『日射が期待できない建物』です。
だからこそ、外皮性能の強化を図って熱の出入りを抑制しています。
そして、わずかに得られる日射を有効に活用するようにしています。
でも風の活用は、ほぼ考えません。
風の活用については、お施主様からの要請が無い限り、今後も考えないと思います。
でも一時的に湿気を逃すための手法として、窓明け換気を採用する必要性を感じました。
②設備による快適性を色々と考え、その効果を検証しました。
今回採用した設備は、一般的なモノに比べてかなり高価な設備だと思います。
お蔭さまで、投資に見合ったある程度の成果を上げる事は出来ました。
でもある程度の外皮性能を担保する事が出来れば、それほど高性能ではない設備を採用しても、かなりの部分で快適さを確保する事が可能では?
と言う疑問も浮かびました。
その為の工夫を、今後も続けてみようと思います。
でも、一番思ったのはコレなんです。
③弊社は恵まれているなぁー。
こんな機会を与えてくれるお客様がいてくれます。
そして、こうした取組みを検証・考察する機会を与えてくれる仲間がいます。
アドバイスもくれます。
励ましてくれます。
やり続けるしかないですよね。
posted by Asset Red
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