屋根の施工が始まりました。

朝からバタバタしています。

OB宅のフェンス取付やエアコンの入れ替えがあり、あっちに行ったり、こっちに行ったり・・・。

なんだか暑いくらいの陽気ですね。

走り回っていたら、汗をかいてしまいました。

板橋区徳丸1丁目の『スケルトンリフォーム I邸』では、屋根の施工が始まりました。

高台の現場の為、敷地脇の階段から敷地に入ります。

いつもであれば、荷揚げ機で材料を屋根の上に上げます。

でも、荷揚げ機を設置する場所がありません。

前面道路も脇の階段も、設置したら通行人の妨げになってしまいます。

結局、足場に設置された階段を使って運び上げる事に・・・。

確かに、コロニアルに比べれば軽いとはいえ、疲れる作業です。

無事、荷揚げ作業終了。

「今日の作業は、オシマイだな・・・。」

屋根の上で、職人さんが呟きました。

嘘でしょ

ニヤリと笑って「ちゃんと、やりますよ。」との事。

気持ちはわかります。

空が青くて、陽気も良いんだから頼みますよ。

そう、お願いして来ました。

今回採用したのは、旭ファイバーグラスのリッジウェイという屋根材です。

海外で良く見掛ける、アスファルトシングルみたいな屋根材です。

梱包には、『ファイバーグラスシングル』と書かれていました。

アスファルト基材とファイバーグラスマットで構成されているようです。

独特の2層構造とランダムな粒状彩色石のグラデーションが、立体感ある陰影を演出して個性豊かで深みのある表情を屋根に与えてくれるそうです。

重量は瓦の約1/4、化粧スレートの約1/2と軽量です。

地盤や建物への負担が少なく、耐震性の向上を図ることが可能です。

今回は、この点を考慮して採用に至りました。

でも、耐久性が心配だったんです。

そこで、採用実績がかなりある住宅メーカーのアフターメンテナンス部署の方に意見を聞いてみました。

以下、担当者のお話です。

「屋根材自体の10年目のメンテナンスは、基本的に不要と考えていいでしょう。ただし、包棟下地の貫板の交換は必須となります。」

「浮いているところがあれば、ウレタンコーキングを充填し圧着します。」

「さすがに20年目になると、塗装をお勧めします。」

「ヤネフレッシュを塗布する事で、基材の剥離を抑えるのが目的です。」

なお、製造メーカーの保証年限は10年となっています。

以前に採用していた化粧スレートよりは、はるかに長持ちしそうですね。

梱包を開いてみると、こんな感じでした。

イメージ通りですね。

今日のところは、下屋の下葺き材施工と板金部材の取付を行いました。

野地合板の木口を隠す『軒先キャップ』です。

『軒先水切』も取付けました。

引き続き、リッジウェイの葺き込みを行います。

1人でコツコツやるので、仕上がりは木曜日以降になるそうです。

天気が続くといいなぁー・・・。

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