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12月05日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋は、冷たい雨が降ったり止んだり・・・。
1月並みの気温らしいですよ。
寒い、寒い・・・。
練馬区富士見台1丁目に建つ『FPの家 N邸』の基礎配筋が終わりました。
異形鉄筋がきれいなグレーをしています。
でも、この雨で少し錆びちゃうんだろうなー。
外周部立ち上がり筋は、こんな感じです。
主筋はD16としました。
D10の縦筋頭頂部には、しっかりとフックも設けています。
内部立ち上がり筋の配筋も、基本的には同じです。
鉄筋下のコンクリートが捨てコンクリートです。
弊社では、必ず打設し、この上に鉄筋の位置を記すようにしています。
写真の青いチョークが、耐圧盤筋の位置を示しています。
耐圧盤筋はD13を@200mmに組み、上下2段設けています。
所謂W配筋です。
立ち上がりが欠ける部分には、開口部補強を行いました。
今回は、地中梁もないし、土間補強も必要ないようです。
許容応力度計算による安全確認の結果ですから、大丈夫なんでしょう。
立ち上がり筋には、ドーナツ型スペーサーを取付けて、横方向のかぶり厚さを確保しています。
もちろん耐圧盤コンクリートの打設完了時に、このスペーサーは取外します。
耐圧盤筋下のスペーサーブロックです。
そして立ち上がり筋の下にも、同様のブロックが設置されています。
これが、縦方向の鉄筋のかぶり厚さを確保してくれるんです。
かぶり厚さって重要です。
その厚さが、そのまま基礎の耐久性に繫がるくらいなんです。
皆さんは、基礎コンクリートの打設風景をご覧になった事があるでしょうか?
作業中の職人さん達は、鉄筋の上に足を載せて作業を行います。
当然、全ての体重は鉄筋に掛かる事になります。
鉄筋の下がコンクリートであれば心配ありません。
でも凹凸のある砕石であれば、心配ですよね?
だってスペーサーブロックが沈みこんでしまい、鉄筋と砕石の間隔が狭くなるかもしれません。
もしも沈み込んだ砕石の隣の砕石が沈まなければ、その砕石の天端と鉄筋の間隔が『必要なかぶり厚さ』以下になるかも・・・。
こんな心配をするのであれば、捨てコンクリートを打設するしかないと思います!
たかが、捨てコンクリートです。
されど、捨てコンクリートだと思います。
瑕疵保険の配筋検査を火曜日に行います。
コンクリートの打設は木曜日の予定です。
posted by Asset Red
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