建物の隙間を測定しました。

12月06日のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋は、昨日に比べてかなり暖かくなりました。

でも、日が沈むと途端に気温が下がります。

まだ、エアコンが動かないんですよね。

練馬区平和台1丁目に建つ『FPの家 H邸』のお話です。

アプローチ部分の土間コンを打設して、防草シートの上に砂利を敷かないとエアコンの室外機を置く事が出来ないからです。

そんな中、本日『気密性能測定』を行いました。

先日行った時とは違い、外部の気密測定技能士に来て戴いています。

やはり第3者に測定して貰うのが良いと思います。

中間時測定は自社で行いますが、完成時測定は第3者に依頼して行う。

これを、今後も続けていく方針です。

さて、測定の様子はどうでしょうか。

簡単にご紹介したいと思います。

機器の設置をしている間、私も準備をしていました。

換気システムの給気口にテーピング。

排気口にも、テーピングを行います。

水がまだ出ないので、排水トラップに水を張ることが出来ません。

各什器の排水口にテーピングを行いました。

まずはキッチン。

そして、洗面化粧台。

お風呂や洗濯機置き場の排水口にも、テーピングを行います。

準備完了。

測定器の準備も出来ているようです。

早速H夫妻に声を掛け、測定を開始しました。

まず最初に行うのは、気密測定のしくみの説明です。

送風機を回し、室内が負圧になる様子を説明。

外気圧に押されて、パンパンに膨らむ窓のシートを手で弾いてもらいます。

ここで、玄関ドアを10cm程度開けてみます。

すると、さっきまでパンパンに張っていたシートが、ダランと弛んでしまいます。

これは、内外気圧差が無くなった為。

そう説明しつつ、機械の『内外圧力差』の値を確認してもらいます。

①送風機から室内の空気を強制的に排出し、建物内を負圧にします。

②ある風量時の内外圧力差を測定します。

③これを6ポイント、風量を上げつつ行います。

これが気密測定の概要です。

いつも通り、風量を変えながら6つの値を機械に読み込ませました。

測定完了。

早速機械に表示された値を写しとります。

総相当隙間面積=45㎠。

約6.7cm×6.7cmほどの隙間ですね。

これを建物の相当床面積で割ればC値になります。

C値は、0.5㎠/㎡

あまり良くありません。

n値を見ると、1.45となっています。

それほど悪くありませんね・・・。

理由がわかりました。

エアコン配管回りの気密施工が未処理でした。

私の確認不足です。(面目ない・・・。)

この後2回測定しましたが、測定結果はほぼ変わりませんでした。

事情をH様ご夫妻に説明し、エアコンの施工が終わった時点で、もう一度気密測定をする事にしました。

 

なお、測定中の室内温度&相対湿度は10.8℃/58.2%でした。

ちなみに外気の温度&相対湿度は10.6℃/59.5%。

双方の絶対湿度を比較すると、ほぼ4.7g/㎏DAで変わりません。

まだ、調湿ボードの効果は出ていないのかな

ずーっとシャッターを閉めていたし、住人&家電もナシ。

自然室温を高める要素が全く無ければ、外気と変わる訳ないですよね。

寒い

足が冷たい

これが、第一印象です。

途中から陽が射してきたので、少しづつ暖かくなってきましたが、やはり床が冷たかった・・・。

なお、エアコンは11日には稼働できる予定です。

本当は、2~3日掛けて壁や天井や床に蓄熱させたいんですよね。

でも仕方ありません。

この状況がエアコン×1台で、どう変わるのか

12月12・13日の完成現場見学会で、是非ご体感ください。

まだ、12日の午後は空きがあるようです。

是非、弊社にお電話&メールください。

そしてスタッフに「見学会参加希望です」とお声掛けください。

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