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環境省が行っているキャンペーンがあります。
『COOL CHOICE』
2030年度に温室効果ガスの排出量を2013年度比で26%削減するという目標達成のため、脱炭素社会づくりに貢献する製品への
買換え・サービスの利用・ライフスタイルの選択など、地球温暖化対策に資する「賢い選択」をしていこうという取組です。
この中で、最近こんな取組みが追加されました。
ご存知でしたか?
弊社が永年取り組んできた取組みと同じです。
そこで少しだけ、思いのたけを書いてみたいと思います。
この取組みには、3つのキーワードがあります。
①エコ住宅・・・新築でもリフォームでも構いません。とにかく省エネ住宅を増やしましょう!
②快適・・・コロナ禍の影響で『おうち時間』が増えています。快適でなければ、長い時間を過ごすなんて出来ません!
③健康・・・快適なら健康にいいんじゃない? そう思う方もいると思います。
でも健康と快適って、必ずしも『=』じゃないんですよね。
一番良い例がコレだと思います。
喫煙って、タバコを吸う人にしてみれば『快適』ですよね?
でも、当人はもちろん周りの人の健康を阻害します。
つまり快適≠健康とは限らないんです。
寒い冬の夜、入浴時に行う以下の行為も同様です。
①41℃以上の湯船に浸かる。
②首まで浸かる。
③湯舟に10分以上浸かる。
どれもが、昔は普通に行われていたと思います。
でも、実は身体に良くないんです。
ヒートショックによる脳梗塞や心筋梗塞というケースを耳にすることも多いでしょ?
快適だけど、熱中症で気絶→溺死なんてケースもあり得ます。
温度差による急激な血圧降下&上昇で気絶→溺死というケースもあり得ます。
寒い家が寿命を縮めることも、わかってきました。
健康で快適な環境を維持できる家って、結構ハードル高いんですよね。
しかも、省エネでなければならない・・・。
これって、かなり難問だと思います。
間違いなく、現行の省エネ基準程度の外皮性能では達成できないでしょう。
そう言えば、来年の春を目指して『断熱等級5』が出来るようですね。
どの位のレベルになるのかな?
どうせなら、健康・快適・省エネを維持できるレベルになるといいなぁー。
でも、『ZHE』基準程度の外皮性能になりそうな気がします。
せめて『ZEH+』くらいの外皮性能には、して欲しいんだけど・・・。
posted by Asset Red
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