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先日、お引渡しをしたお宅に行ってきました。
玄関ポーチに戸当たりを取付けるのが目的です。
玄関ドアを開けると、取っ手が外壁に当たりそうで怖いとの事。
ドアクローザーがあるので、当たる事はないと思います。
でも勢いよく開ければ、当たるかもしれません。
折角の白い壁に傷が付いたら、大変です。
念の為、取付ける事にしました。
ポーチタイルに、床付の戸当たりを取付けます。
準備したのは、ハンマードリルと戸当たり。
そして金づちとナットです。
まずはポーチタイルの目地に、Φ10.5mmの穴を明けます。
穴の深さは、アンカーのネジ部分が出る程度とします。
私の場合は、予めドリルの刃に黄色いテープを貼っておきます。
このテープがタイル面までくれば、穴明け完了です。
次にアンカー登頂部にある『ピン』を金槌で打ち込みます。
その時使うのが、写真右のナットです。
アンカーの仕組みを簡単に説明したいと思います。
アンカー下部先端には十文字に切込みが入っています。
上部にあるピンを打ち込むと、下部がラッパ上に開き、コンクリートを押さえつけるようになります。
この時発生する摩擦力により、アンカーはある程度の引抜強度を発揮する訳です。
実際にナットを付け、ピンを叩いている状態です。
ナットが無いと、アンカーが深く潜り過ぎる事があります。
ナットがストッパーの役割をしている訳です。
ピンの打ち込みが終わり、ナットを取り外しました。
ここに台座を被せます。
最後に、戸当たり本体をアンカーのネジ部分に挿し込み、止まるまで回します。
取付け完了です。
最後に戸当たりと扉の当たり具合を確認します。
ドア下部のステンレス製キックプレートに、しっかりと当たっています。
弊社では、戸先&壁になるべく近い位置に取り付けるようにしています。
吊元だと、戸当たりに掛かる力が大きすぎるんですよね。
そして壁から離れていると、うっかりと蹴ってしまいます。
靴なら良いけど、サンダルだと結構痛いんです。
作業自体は、10分も掛かりません。
すっかり、慣れてしまいました。
posted by Asset Red
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