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1月6日付のアセットフォー日記となります。
弊社の冬季休暇も、あと一日となりました。
朝のブログで、明けましておめでとう!なんて書いてしまいましたが、まだ休暇の真っ際中なんですよね。
わかりにくくて申し訳ありません・・・。
この8日間、個人的にはのんびりとさせて戴きました。
ひたすらお酒を呑んで、グータラした休暇。
それなりに家族サービスはしたんですが・・・。
練馬・板橋は寒かったですよ。
ほぼ一日、どんよりと曇った空。
時折射す陽射しが、メチャクチャうれしく思えました。
そんな中、練馬区富士見台1丁目に建つ『FPの家 N邸』では、土台敷きを行いました。
そう、1日早い仕事始め。
身体が慣れてないし、寒いし、結構ハードでしたよ。
簡単に作業内容を書きたいと思います。
土台敷きとは、基礎の天端に書かれた土台墨の上に土台を敷く作業です。
今回の土台は105mm×105mmの国産檜ですから、土台墨の巾も105mmに引かれています。
写真でわかるでしょうか?
もちろん、芯持ち材です。
芯去り材(辺材)は耐蟻性が低いので、弊社では採用しません。
そして、最近はPC(プレカット)材が当たり前。
写真のような継手や仕口加工をPC工場で、CAD&CAMを利用して行っています。
9時ちょうど、PC材を積んだトラックが到着。
現場前の4.0m道路はスクールゾーンに当たる為、7~9時までの間は車両の立入は出来ません。
脚を出すと、車両は通行止めとなります。
急いでPC材を降ろさなければなりません。
ユニックで吊るせるので、楽チンです。
でも現場側に張られた電線が問題です。
ブームが接触しそうで怖いんですよね・・・。
PC材の荷を解いて、土台敷き開始です。
今回納品されたのは、土台・大引き・構造金物と1階用ネダノン合板です。
まずは、部材に書かれた番付を見ながら土台を間配りしていきます。
間配りが終わったら、土台を土台墨に合わせて仮置きし、アンカーボルトの墨を土台側面に付けます。
写真中央のアンカーボルト両脇の鉛筆跡、見えるでしょうか?
これがアンカーボルトの墨となります。
アンカー中心を土台裏に引き、土台外面からの距離を測定。
これを土台裏に付けます。
あとは、ここに穴を明けるだけ。
ついでに土台裏にホウ酸水溶液を塗っておきます。
全ての土台で、この作業を行います。
これが終わったら、準備完了です。
次に基礎天端に基礎パッキンを敷き込みます。
玄関や浴室のような『基礎断熱』を行う部分には、気密パッキンを敷き込みました。
基礎パッキン&気密パッキンを敷いた所から、土台を載せます。
弊社は床断熱が標準です。
基礎は断熱境界の外になる為、基礎パッキンによる床下換気が必要なんです。
でも基礎断熱を行う部位に関しては、空気の出入りを防ぐ気密パッキンが必要です。
途中、足場業者が建物回りのPEシート養生を行いました。
これ、便利なんですよね。
建物回りの掃き掃除が、とっても楽になります。
腰掛け鎌継手も、この通り。
きれいに納まっているでしょ?
土台を敷いたら、アンカーボルト先端にスクリュー座金を留め付けます。
専用治具を座金に当て、回転を加えれば留め付け完了です。
土台の上にネダノン合板を敷き込む為、スクリュー座金は土台より出っ張らせてはいけません。
土台の敷き込みが終わったところから、大引きを入れていきます。
大引きの下には、910mm間隔に鋼製束を取付けます。
一般的な部屋は910mm間隔に大引きを入れます。
今回はピアノ室があるので、ここは455mm間隔としました。
土台敷き、ほぼ完了。
まだ少しだけ、スクリュー座金の留め付が残っています。
留め付が終わったら、片付けをして今日の作業は完了です。
明日は、先行足場を掛ける予定です。
お昼過ぎには足場架設も終わるので、1階部分の建て方も行う予定です。
その様子は、明日ご報告するつもりです。
明日は暖かくなるようですね。
寒いと、腰が痛くなるので助かります。
今年も1年、拙ブログを宜しくお願いします。
posted by Asset Red
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