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今回は、あるデーターを公開したいと思います。
でも、たいしたデーターではありません。
弊社事務所の自然室温と外気温の推移を比較してみました。
測定期間は、令和2年12月29日~令和3年1月6日までの8日間。
グラフの都合で、2時間おきの値を示しています。
12月28日のお昼頃から、事務所の暖房は停止しています。
また、1月6日は6時から輻射パネルヒーターを稼働。
ちなみに弊社事務所は築古マンションの1階にあります。
西・北・東側が外気に接していて、南側のみ隣戸に接しています。
測定期間は隣の店舗も休んでいたようです。
上階は半分が屋上、残り半分が住戸となっています。
断熱仕様は推して知るべし、毎日寒い思いをしています。
それでも、数年前にガラスを交換してからはいくらか暖かくなっているんです。
西側ガラスは真空ガラス、北側ガラスはアタッチメントペアガラスとしました。
でもフレームはアルミのまま・・・。
北側の窓には、サーモスクリーンも設置しました。
では、データーを公開したいと思います。
参考までに元データーも挙げておきます。
小さくて、見えないと思いますが・・・。
17.3℃からスタートした打合せコーナーの温度は、緩やかに低下している事がわかります。
最低温度は10.9℃、思ったほど下がりませんでした。
RC造の蓄熱性のお陰なのかな?
隣戸の影響は、ほぼ無い筈です。
またシャッターを閉めていますから、日射取得も期待出来ません。
あっ、換気扇は全て停止しています。
自然室温を高めるネタは、待機状態の複合コピー機と7台のパソコン&モニター位でしょうか?
もちろん人もいません。
こうした『無暖房』状態の室温を『自然室温』と言います。
建物の断熱性能を測る、良い目安になるんですよね。
外に逃げる熱が少なければ、家電や人体が発する熱、日射熱等の発熱源が室温を高めてくれます。
反対に逃げる熱が多ければ、室温は徐々に外気温と変わらなくなります。
つまり外気温との差が大きい程、断熱性能が高い訳です。
こうしてみると、結構寒いお正月だったようですね。
外気は最低0℃を記録しています。
私が事務所に入った時の室温が11.6℃です。
寒くて仕方なかったんですが、起床時の寝室温度がこの位のお宅も多いんですよね。
自然室温を計測する機会なんて、滅多にありません。
良い機会だったと思います。
今後は、お引渡し前の現場の自然室温を測ってみたいなぁー。
posted by Asset Red
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