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1月7日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋は、昨日とはうって変わって暖かい1日でした。
作業をしていると、汗ばむくらいです。
練馬区富士見台1丁目に建つ『FPの家 N邸』では、明日の上棟に備え『先行足場』を架けました。
昨日敷いたPEシートの上に単管ブラケット足場を建てていきます。
弊社では、ビケ足場を採用しています。
毎度お馴染みの風景ですが、敷地内に足場材を置くスペースはありません。
土台上に仮置きし、どんどんと足場を組み立てる3人。
この分なら、お昼前に組み上がりそうです。
午後はPC材の荷受けを行い、そのまま1階部分の建て方を行います。
この後の段取りを確認し、私はここで一旦現場を離れました。
お昼過ぎに来てみると、案の定、足場は既に組み上がっています。
PC材を積んだトラックも既に到着済。
柱も既に建てられていました。
写真は、2階床梁をユニックで吊るしている様子を撮ったもの。
床梁は、原則土台の上に降ろします。
そして間配りを行います。
ちなみに、間配りとはトラックなどで運搬されてきた材料をそれぞれの使用場所に運ぶことです。
なるべくPC材を使用場所の近くに降ろしてもらいます。
そうすれば、運ぶ距離が短くなりますから・・・。
今日届いたPC材は、以下の通りです。
1階柱
2階床梁
2階柱
2階床合板
2階柱と床合板は、明日の作業を考えて、足場に設けたステージに降ろしてもらいました。
柱を建て終えたら、梁を載せていきます。
今回も重機(ラフター)は使いません。
敷地内に置くスペースは無いし、4.0m道路に停める訳にもいきませんから・・・。
なぜか迂回路路があっても、車両通行止めは認めてくれません。
ラフターの脇を車が通れれば、誘導員を配置する条件で認めてくれます。
でも4.0m道路では、軽自動車すら通り抜けられません・・・。
写真の梁は、巾105mm×高さ420mm×長さ5005mmの大梁です。
しかもLVL、重くて重くて・・・。
これを建物の一番奥まで運び、柱の上まで持ち上げなくてはなりません。
こんな時、いつもであればガータークレーンが活躍してくれます。
足場にレールを取付け、そこに電動ウインチの付いたビームを設置します。
レール方向とビーム方向は人力で動かしますが、滑車が付いている為意外と軽いんです。
そして上下移動は電動ウインチで行います。
これがあるだけで、かなり楽なんですよね。
でも今回は、これも設置出来ませんでした。
敷地の巾よりも短い長さのビームが無かったそうです。
よって、全ての作業を手揚げで行わなければなりません。
この大梁を手で・・・。
今日一番の山場と言えるでしょう。
私と3人の足場屋さんで、挑戦しました。
無事上がって良かった・・・。
寄る年波には勝てません。
最近の私は、腰痛と50肩で建て方も容易じゃないんです・・・。
手揚げという事もあり手間取るかと思いましたが、意外と早く終わりそうです。
先程の大梁は、こんな感じに納まりました。
なんと、1365mmも跳ね出しているんです。
こんな事、滅多に行いませんが・・・。
全ての床梁を載せ終えました。
3時ちょうど、本日の作業が終了しました。
上から見ると、こんな感じです。
明日は、構造金物の留め付け→建て入れ検査→床合板→2階柱→小屋梁→構造金物の留め付け→建て入れ検査→母屋・棟木の順で作業を進める予定です。
そうそう、北側の足場を見てください。
写真中央が単管足場です。
その右側に見えるのが境界フェンス。
かなりタイトでしょ?
注意して、作業を進めなくてはなりません。
狭小地の施工は比較的慣れているつもりですが、今回はかなり難易度高いと思います。
明日も暖かくて穏やかな一日だと良いなぁー。
posted by Asset Red
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