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1月8日付アセットフォー日記となります。
今日も暖かかったですね。
作業中は、上着を脱いでいました。
青い空が、気持ち良かったですよ。
練馬区富士見台1丁目に建つ『FPの家 N邸』では、昨日に引き続き建て方を行いました。
その様子を簡単にご紹介したいと思います。
空が真っ青でしょ。
風もありません。
絶好の建て方日和だと思います。
さあ、建て方のスタートです。
メンバーは大工さん×2名、足場屋さん×3名+私の合計6名でした。
まずは、構造金物の取付を行いました。
そして『建入検査』を行います。
建入検査とは、柱が真っすぐに立っているかを確認する検査です。
写真のように防風下げ振りを柱に取り付け、錘の先端が十文字の中心に来ているかどうかを目視します。
目が悪いと見えないんですよね。
柱が傾いている場合は『屋起こし』を使って歪みを是正します。
上端は梁に掛け、下端は基礎の立ち上がりに当てます。
真ん中にあるレバーを回すと棒が伸び縮みするので、歪んだ建物を微調整することが可能です。
是正が終わったら、仮筋交いを留付けます。
下端は土台、上端は梁に固定します。
これをX・Yともに、各通り毎に行って、建入検査終了です。
次に床合板を運びます。
記載された番付の場所に床合板を運び、所定の釘を所定のピッチで留め付ければ完了です。
ちなみに今回は、厚さ30mmのネダノン合板を採用しています。
いつもは28mm品を採用していますが、今回は準耐火構造仕様の為、厚さを2mmだけUPしました。
わずか2mmとはいえ、結構重く感じるんですよね・・・。
28㎏と30㎏、たった2㎏/枚です。
でも26枚分だと、728kgと780kg。
その差は52kg、やっぱり重いですよね。
足元がしっかりとしたら、足場に作ったステ-ジに積まれた柱を運びます。
そして記載された番付の場所に立てていきます。
全ての柱を立てたら、ステージを解体。
そして小屋梁を降ろしてもらいます。
番付の位置まで梁を運べば、準備完了です。
いよいよ梁載せが始まります。
昨日同様、今日も手揚げです。
長くて太い梁を柱の上に載せなくてはなりません。
梁を載せる為には、ホゾパイプを柱の穴に入れなければなりません。
これも、結構手間なんですよね。
重い梁を持ち上げながらの作業となる為、すぐに入らないと結構イライラします。
いよいよ最後の山場となりました。
長さ6.0m×105mm×300mmの棟梁を取付けます。
「大丈夫?」
聞いてみました。
すると、ニコッと笑って余裕の表情で答えてくれました。
「集成材ですから大丈夫です。」
「昨日のLVLに比べれば、全然余裕です。」
そう言って、スタスタと運んでしまいました。
あっと言う間に、棟木の取付完了です。
祝上棟!
おめでとうございます。
その後、金物を締めて建入検査を行いました。
建て方完了
無事建て方完了です。
イメージシート&メッシュシートをきれいに張って、足場屋さんは帰っていきました。
引き続き大工さんは、屋根ダルキの取付を行います。
私は、野地板及びタルキ間に充填する断熱パネルの段取りを行いました。
明朝1番、担ぎ屋さんによる荷揚げを行います。
天気が続くうちに、屋根工事を進めておきたいですね。
今日の作業に携わってくれた皆様、お疲れさまでした。
大工さん、明日も宜しくお願いしますね。
posted by Asset Red
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