合板の基礎知識③

今日は成人の日、アセットフォーはお休みです。

今年の成人式はコロナの影響で、残念な結果となりそうですね。

自治体による式典も中止や延期になるところが多いようですが、個々の面談や会食は変わらず行われるかもしれません。

気持ちはわかるものの、くれぐれも自重願いたいと思います。

そう言えば、私の年代の成人式とアフター成人式は酷かった・・・。

居酒屋で他グループとのイザコザに巻き込まれてしまい、店を挙げての大乱闘

翌日、店からの苦情で大目玉を食らうという顛末でした。

修理費がかなりかかったと聴きました。

ちなみにもう、その店はありません。

移転したのか、潰れてしまったのか

いずれにしても、恥ずかしい。

私の黒歴史です・・・。

 

さて本題です。

弊社では無垢フローリングや無垢の建具&枠をお勧めしています。

シート貼り建材や合板フロアーはお勧めしません。

でも合板を否定している訳ではありませんし、下地や構造部材としては有効活用を図っているんです。

数回に分けて合板の基礎知識をご紹介していますが、3回目の今日も構造用合板の話です。

JAS規格の上では、1級と2級の違いは規定されている強度試験などの種類ですが、実際上は強度等級を記号A・B・C・Dで表す1級の構造用合板としてラワン合板、強度等級をEとFで表す1級および2級の構造用合板は針葉樹合板となります。

1級の構造用合板は、高度な構造的利用を考えて基準がつくられています。

各種の強度を保証するため、表3に示すように0°方向(長手方向)および90°方向(短手方向)のそれぞれに関する曲げ剛性試験・曲げ強度試験に加え、面内せん断試験が義務付けられています。

また曲げヤング係数と曲げ強さを記号EとFで表示するものについては表4のような適合基準が設けられています。

2級の構造用合板は、壁・床・屋根の下地板などの用途を考えて基準が作られています。

一般的な使い方では強度は十分な余裕がある為、義務付けられている強度試験は、表5に示すように0°方向の曲げ剛性試験のみとなっています。

ただし、曲げ強度を適切に推定できるように単板構成に関する断面性能として有効断面係数比を表示することもできます。

また単板の厚さや構成にはある程度の自由度が持たされていて、表6に示すようになっています。

続く・・・。

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posted by Hoppy Red

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