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昨日、10年ほど前に弊社でリフォームを行ったお宅に行きました。
「風が強い日は、屋根の方からバタバタと音がする。」というお電話を戴いたんです。
棟包の釘が抜けたのかな?
思い当たる事は、この位でした。
でも、腐らないように防腐貫を使ってるんですよね・・・。
2階ベランダに持参した梯子を掛けて屋根の上に昇り、屋根の様子を確認しました。
棟包、ケラバ板金、屋根材。
どれもが異常ありません。
???
「10年前にも、屋根の上に上がった者です。」
「屋根の葺き替えの際には、傷んだ野地板の交換も提案させて戴きました。」
「屋根の状態を確認しましたが、問題ありません。大丈夫です。」
そう、お伝えしました。
「でも、バタバタと音がしたんですよね。」
恐らく、TVアンテナの線が風で煽られて屋根を叩いたんだと思います。
そうお伝えすると、こう言われました。
「先日も隣のマンションで工事をしているという人に言われてんです。」
「お宅の屋根、板金が外れてバタバタしてるから修理しないとダメだよ。」
!!!
ハハーン、ナルホド・・・。
「修理しようか?って、言われませんでしたか?」
「当時施工して貰った工務店に頼みます。」
「そう言いました。」
すると、黙って帰っていったそうです。
たぶん、サギ商法だと思います。
「屋根の上に上がらせなくて良かったですね。」
場合によっては、壊すこともあるそうです。
そう言えば、以前新築現場の近隣の方から聞いた事があります。
「お宅の職人さんに言われたんだけと、我が家の屋根が壊れているらしい。」
「修理を頼めるの?」
弊社の職人が勝手に営業する事はありません。
必ず私に確認する筈。
念のため屋根の上に上がって確認しましたが、やはり問題ありませんでした。
最近、この手のサギ商法が多いですよね。
皆様も、お気をつけください。
外壁の塗り替えでも、被害が出ています。
決して安くない金額で、いい加減な施工を行います。
数年で問題が発見されますが、連絡しても電話が通じることはありません。
結局、泣き寝入り・・・。
こうした悪徳業者をなんとか撲滅したいですね。
真面目にやっている業者も、色眼鏡で見られることになります。
posted by Asset Red
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