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1月15日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋は、昨日までとはうって変わり肌寒い一日となりました。
空も厚い雲に覆われ、今にも雪が落ちてきそうな天気です。
雪だけは、勘弁して欲しいなぁー。
練馬区富士見台1丁目に建つ『FPの家 N邸』では、ようやく野地合板の施工が終わりました。
写真は弊社が標準的に採用している『FP遮断パネル』を屋根タルキ間に充填したところを撮ったもの。
この上に野地合板を張ると、イラストのような断面になります。
表面に貼り付けられたアルミクラフト紙を起こし、タルキ天端に被せると、写真のようになります。
厚さ105mmの熱伝導率0.020W/m・Kの硬質ウレタンフォームが、木枠の中に充填された断熱パネルです。
遮熱通気層が2層ある為、冬だけでなく夏の暑さにも対応できる『優れモノ』だと思います。
その効果をみる為に、こんな実験が行われました。
まずは、一般的な屋根の場合です。
屋根の表面温度は74.9℃、真夏の屋根って暑いんですよね・・・。
そして、断熱材表面(野地合板裏)の温度は48.1℃となっています。
次にFP遮断パネルを使った場合です。
屋根の表面温度は74.9℃、これは同じです。
でも断熱材表面温度が大きく違います。
その温度は30.9℃。
その差はナント、17.2℃もあるんです。
凄い結果でしょ?
この差が、冷房費の違いに出ます。
野地合板を張っている途中を撮ってみました。
タルキ間に充填されたFP遮断パネルを裏から撮ってみました。
タルキの高さは140mm、断熱材の厚さは105mm、そして遮熱通気層の厚さは35mmあります。
見事にピッタリ納まっています。
頭頂部を撮ってみました。
野地板は突き詰めず、排気スリットを設けます。
また遮断パネルの取合い部には、現場発泡ウレタンを吹き付けて断熱補強します。
野地合板の施工完了です。
明日、この上に屋根の下葺き材を敷き込む予定です。
雨が降る前に敷き込む事が出来そうで、良かった・・・。
1階の大引き間に『FPパネル』を充填したところを撮ってみました。
遮断パネル同様に、厚さ105mmの熱伝導率0.020W/m・Kの硬質ウレタンフォームを、木枠の中に充填した断熱パネルです。
これを大引きにビスで留め付けます。
そして、その上に24mm厚の実付合板を敷き込みます。
1階床に構造用合板を敷き込めば、次は『FP壁パネル』の充填です。
月曜日に納品される予定です。
床合板の施工が終わっていれば、荷受けも安全かつ楽チンなんですよね・・・。
ちなみにFP床パネルは、専用工場で1枚1枚加工された物が納品されます。
これを図面に従って、大引きや土台の間に落とし込むだけ。
高精度に加工されているため、現場加工は一切不要です。
上に敷き込んだ合板同士を気密テープで貼り合わせれば、防湿・気密処理も簡単・確実に終わります。
躯体に木枠をビスで留め付けるため、経年で断熱材が落下する事もありません。
posted by Asset Red
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