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最近、リフォームのお話をよく戴きます。
近隣の方からのお話もありますし、拙ブログや弊社HPをご覧になった方からのお話もあります。
そして、過去に弊社で『FPの家』を建ててくれたOB様からのお話も増えてきました。
生活スタイルの変化に伴い、増築や大幅な間取り変更をしたい!
当初から、ある程度の生活スタイルの変更は見越して設計しています。
でも予想を上回る変化には対応できなかったりして・・・。
建蔽率・容積率ギリギリの面積で建てる方が多い為、増築&減築というケースはほぼありません。
間仕切り壁の撤去や移動、水回りの位置の変更・追加等が多いですね。
そんな時には、保存している設計図書が大きく役に立ちます。
壊さなくても、構造や設備の配管ルート等を事前に把握できるからです。
「この柱は抜けないんですか?」
なんて質問されても
「大丈夫です。抜いても問題ありません!」
とか
「荷重は受けていませんが、耐力壁になっている為、検討する必要があります。」
と、すぐに答えることが出来ます。
創業当初から、今でいう『HEAT20/G2グレード』相当&C値0.5以下の家をつくってきた弊社の場合、断熱強化の依頼はありません。
もしかしたら、リフォームって、そんなに難しくないのかな?
なんて、思われているのかもしれませんね。
中には隣接する実家を暖かくしたいなんてお話もあります。
あまりにも寒くて、親の健康が心配になるそうです。
「気密がわるいんでしょうね?どこから来るのかわからない隙間風をなくしたい!」
「どうにか、なりますよね?」
こんな、ご要望をお持ちでした。
どうにかできるとは思います。
でも、予算次第だと思います。
限られた予算の範囲で、優先順位の高いコトから行うようにします。
ネックは、図面がない事です。
平面図・立面図すら無い場合もあるんです。
現況をスケッチする事から始めなければなりません。
そして、そこから構造を想定します。
でも、イザ工事を始めてみるとビックリなんて事も・・・。
今では当たり前の施工が為されていない場合も多いんです。
これからは、こうした依頼が増えると思います。
有り余るストック住宅を暖かくして、有効に活用しなければなりません。
その為にも、設計図書の保管は重要です。
皆さんのお手元には、ちゃんとした設計図書がありますか?
もしなければ、設計者&施工者にお願いして入手してください。
モタモタしていると保管期間を過ぎてしまい、処分されてしまうかも?
posted by Asset Red
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