blog
1月23日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋は朝から雨。
天気予報によれば、夜には雪になるかも・・・。
でも、気温はそれほど低くありません。
雪だけは、勘弁して欲しいなぁー。
今日、練馬区富士見台1丁目に建つ『FPの家 N邸』にアレが入りました。
ジャーン!
コレです。(アレとかコレとかじゃ、わからないですよね?)
樹脂サッシです。
今回も、いつものエクセルシャノン製樹脂サッシを採用しています。
とにかくフレームがごつくて不評のサッシですが、その『ごつさ』が弊社の拘りに繋がっています。
だから、他メーカーのサッシは使えません。
例えば、使われている樹脂の厚さは2.5mmもあります。
これって他メーカーよりも1mmくらい厚いんです。
厚ければ、当然強度が高くなります。
だから変形も少ないし、耐久性も増す訳です。
変形が少なければ、気密性も高くなります。
だから、上図のような結果になる訳です。
気密性の高さばかりではありません。
弊社では20年以上前からシャノンの窓を採用しています。(当時は他メーカーのサッシも採用していましたが・・・。)
最近はボチボチ経年による不具合が発生していますが、ここでも他メーカーのサッシとの違いが明確化してきました。
その違いとは、メンテナンス対応です。
サッシには沢山のパーツが使われています。
中にはパーツの交換を行わなければ、サッシ自体の使用が出来なくなる場合もあります。
メーカーによっては、10年を越すとパーツの在庫が無くなってしまう場合もあるんですよね。
「もう、その部品は製造していません。」
なんて言われたりします。
「それでは、どうすれば良いんですか?」
「申し訳ありませんが、サッシごと交換してください。」
「?!」
信じられないかもしれませんが、こんな事もあるんてす。
外壁を壊し、サッシを外し、サッシ自体を交換。
外壁を修復するのって、大変なんですよね。
当然費用も嵩みます。
でもシャノンであれば、廃盤品の製作もしてくれます。
この違いって、かなり大きいと思います。
これが、弊社がシャノンの窓をお勧めする理由です。
今回は、サッシによりペアガラスとトリプルガラスを使い分けています。
写真は、トリプルガラスのラベルを撮ったもの。
上図は、ガラスの枚数による内外の熱移動を示したものとなります。
一般的な複層ガラス(空気層12mm)であれば、29%の熱が移動することになります。
ガラスの内側にLow-E膜を貼れば、熱移動は19%になります。
またトリプルガラス(空気層12mm)とし、内側にLow-E膜を2枚貼れば、熱移動は11%になります。
ガラス間に不活性ガスを充填したり、空気層を大きくしても、ガラスの断熱性能は大きく変わります。
例えば、こんな感じです。
外気温0℃の時、一般的な複層ガラス(空気層12mm)であれば、その内側表面温度は13.7℃になるとします。
これがLow-E膜を貼った複層ガラス(空気層12mm)であれば、その表面温度は16.0℃になります。
さらにアルゴンガスを封入すれば、その表面温度は17.0℃位となり、空気層を16mmにすれば17.3℃になります。
これにガラスとLow-E膜を1枚追加すれば、その表面温度は18.6℃になるといった具合です。
ガラススペーサーをアルミから樹脂にする事で、さらなる快適性を得ることも出来ます。
但し、樹脂スペーサーは防火対応になっていません。
防火シャッターとの併用時しか、採用出来ないんです・・・。
さっそく搬入されたサッシです。
すぐにでも取付たいのが心情です。
でも、その前にやらなければならない事があるんです。
例えば、窓下に先張り防水シートを貼ります。
耐力面材に明けられた開口廻りには、気密部材を貼ります。
これらを終わらせなければ、サッシを取付ける事は出来ません。
気密処理も少しづつ進めています。
見学会の前には、きっちりと終わらせるつもりです。
でも残念です。
雨(雪?)が降る前には、外部を決めたかったんだけどなぁー。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分