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1月26日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋は晴れ後曇り。
夜には雨になるかもしれません。
板橋区蓮根1丁目に建つ『FPの家 I邸』では、地盤調査が行われました。
地盤調査とは、建物を建てる土地の荷重や沈下に対する強度について調べること。
そもそも住宅建築のための地盤調査は、その地盤が建築物を安全に支えられるか、支えられない場合は安全に持ちこたえるためにどのような方法で建築すべきかを調査することを目的として行われます。
また、その方法には比較的規模の大きい建築物の場合に採用されるボーリング調査(標準貫入試験)をはじめ、サウンディング調査、平板載荷試験、液状化判定、土質試験、室内土質試験などがあります。
それらのうち、住宅の地盤調査では先端がスクリュー状になった棒を回転貫入させるスウェーデン式サウンディング試験(SS試験)が一般的です。
また調査精度を高めるために、2つ以上の方法を組み合わせて行うこともあります。
今回採用したのは、SS試験です。
昔は、2人の技術者が額に汗を流しつつ試験を行っていました。
イラストのような道具を使い、グリグリと回して先端を地面に挿していくんです。
錘の量や回転数により、地盤の強度がわかる仕組みです。
でも今は、機械を利用した全自動タイプが主流です。
こんな機械を使います。
あれ?!
いつもと少し違う気がする。
綺麗な気がするし・・・。
技術者に聞いてみました。
「ええ、新しい機械なんです。」
「ジオカルテⅣ」と言います。
確かに、書いてあります。
従来の機械よりも、スマートなんですよね。
錘のブラブラしていません。
「ところで、1台いくら位するの?」
興味本位で聴いてみました。
ナント、100万円くらいするそうです。
しかも1年に1回は校正の必要があるそうです。
1回あたり30万円もするそうですよ・・・。
でも、ものは考え物です。
従来の手動式SS試験は、2名で行っていました。
肉体的にしんどいので、2件/日位が相場との事。
でも、この機械なら一人で2件/日を軽くこなせます。
人件費を考えれば、断然機械ですよね。
車輪が付いているので、簡単に移動できます。
計測部分は一輪車に載せてあるので、同様に移動が可能です。
測点に据え付け、水平を確認したら、スクリューポイントの付いたロッドを取付けて準備完了です。
計測器とジオカルテットⅣをケーブルで繋いで、測定します。
4m付近で50cm程度、強度の出る地盤がありましたが、その後はそれほど強くない地盤が続きました。
そして7.5m付近から、支持層が続きます。
結局8mちょっとで試験完了。
次の測点に移動しました。
計5ポイントの試験を行います。
そして、その結果をまとめて報告書が作られます。
地盤補強の可能性大ですね。
鋼管杭になるのかな?
改良長も長いし、腐植土混じりのようなんです。
結果を待つことにします。
どんな判定になるのやら・・・。
posted by Asset Red
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