blog
今週日曜日、構造現場見学会を開催します。
練馬区富士見台1丁目に建つ『FPの家 N邸』が会場です。
弊社の外皮の断熱&気密施工を見るのに、ちょうど良いタイミングだと思います。
でも既に見る事の出来ない部分もあります。
そんな部分は、イラスト等を見て戴き説明をさせて戴けれはと思っています。
樹脂サッシ回りのアルミテープによる気密処理の様子を撮ってみました。
窓枠を取付けてしまうと、見えなくなってしまいます。
この時期てなければ見る事の出来ない施工です。
1階床合板の繋ぎ目及び釘頭の、アルミテープによる気密施工の様子です。
床高さを調整する為のラワンベニヤを重ね貼りしているので、もう見る事は出来ません。
屋根パネル及び壁パネルと躯体の接合部のアルミテープによる気密施工の様子です。
妻壁には、既に石膏ボードが貼られています。
現在は天井野縁の施工もお行われていますが、いずれ石膏ボードが貼られて見えなくなってしまいます。
わかりにくいと思いますが、柱に取り付けられたホールダウン金物の熱橋処理の様子です。
この後、ウレタンの表面にアルミテープを貼って気密化を図ります。
そして、その後は窓枠で塞がれてしまいます。
仕上がってしまえば、苦労の跡は見えません。
でも、その違いは確実に現れるんです。
もちろん、快適や省エネの違いという形です。
耐久性を保持したり、耐震性の劣化を軽減するメリットもあります。
巷には『ウレタンを吹きつけて気密施工』という工務店があるそうです。
でも現場で吹き付けたウレタンは、すぐに収縮します。
経年劣化で亀裂が生じる事だってあり得ます。
そうならない為の施工が重要です。
アルミテープで覆うのも、そのひとつだと思います。
また『アルミテープで気密化』という工務店も多々あります。
アルミテープって、いずれ剥がれちゃうんですよね。
剥がれないための施工が必要です。
こうした施工を重層的に行う事で、気密性能の経年劣化を抑制する事が重要なんです。
新築当初は高い気密性能を誇っていても、10年経ったら普通の家では困りますよね?
そうならない為の施工を、現場で是非ご確認ください。
そんな現場見学会にしたいと思います。
完全予約制で、1時間に1組限りのご案内となります。
手洗浄用のジェルと、空気除菌用の設備をご用意して開催します。
終日窓を開けて行いますので、暖かい恰好でいらしてください。
熱のある方のご来場は、ご遠慮戴きます。
スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしています。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分