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今日は建国記念日でお休みです。
外は寒いようですが、家の中は暖かいですよ。
娘を幼稚園に送り迎えしなくても良いし・・・。
家族サービスもほどほどにして、せいぜい身体を休めたいと思います。
では、昨日の拙ブログの続きに入りたいと思います。
以前に行った弊社ワークショップの際に作成したパワポを、少しだけ抜粋してご紹介しています。
LED電球と白熱電球のお話です。
家庭で使う電化製品の消費電力を挙げてみました。
例えば電子レンジは、1日あたり219Wh。
電子炊飯ジャーであれば、1日当たり925Whとなります。
消費電力の大きいモノもしくは、使用時間の長いモノが、より熱を出して室内を温めてくれます。
例えば、照明に白熱電球を12個使っていたとしましょう。
1つ当たり60Wとしても、12個まとまれば720Wになります。
これって電気ストーブと一緒でしょ?
でも電気ストーブ×1台分の熱をLED電球で補う為には、LED電球が80個必要となります。
ここで少しだけ、難しい話をします。
建物内の温度と外気温度に差がある場合、色々な部分から熱が逃げていきます。
これを熱貫流といい、逃げる熱量を熱損失といいます。
また、これを示す目安がUA値です。
UA値・・・外皮平均熱貫流率。
住宅の内部から床・外壁・屋根・天井・開口部を外皮と言いますが、これらを通過して外部へ逃げる熱量(総熱損失量)を
外皮面積で除した値です。
この値が小さいほど熱が逃げにくく省エネである事を示します。
国が定める省エネ基準の家のUA値は0.87W/㎡・K(東京)
弊社が建てるFPの家のUA値は0.35~0.41W/㎡・Kくらいです。
モデルを使って比較してみましょう!
単なる箱ですが、これを家だと思ってください。
ちなみに、モデルの外皮面積は320㎡となります。
それぞれのUA値に外皮面積を掛ければ総熱損失を算定する事が出来ます。
省エネ基準の家のUA値は0.87W/㎡・Kですから、モデルの総熱損失は278.4W/㎡・Kになります。
一方FPの家のUA値を0.43W/㎡・Kとすれば、総熱損失は137.6W/㎡・Kとなります。
冬を想定し、内外温度差が20℃(外気0℃/室内20℃)の場合のそれぞれの損失量は5.568kW/2.752kWとなります。
続く・・・。
posted by Hoppy Red
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