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2月13日付アセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋は暖かいですね。
ラジオでは、4月中旬並みとの事。
確かに作業着姿でも寒くありませんでした。
そんな中、練馬区桜台6丁目に建つ『FPの家 Y邸』では、耐圧盤コンクリートの打設を行いました。
前面道路の使用許可を取り、ガードマンを立たせた上で生コン車&ポンプ車を配置しました。
ポンプ車だけなら車の通り抜けも可能ですが、生コン車を停めると完全に通行止めとなります。
速やかに打設を行わないとなりません。
生憎、ゴミ収集の日なんですよね・・・。
今日も、オペレーターを含めて3人で作業に当たります。
既に準備は万全です、あとは生コンの投入を待つばかり・・・。
足元を撮ってみました。
組まれた鉄筋の上に、大の大人が3人載っています。
でも、捨てコン上に置かれたスペーサーブロックが沈むことはありません。
鉄筋の被り厚さ60mmは、ちゃんと確保されています。
レミコン納入書の記載内容を確認し、生コンを投入します。
レミコン?
生コン?
という方もいると思います。
生コンとは、凝固前のコンクリートを指す生コンクリートの略称です。
フレッシュコンクリートとも言います。
工場で所定の調合に練り混ぜられ、まだ固まってない状態で工事現場へ届けられる『レディ-ミクストコンクリート(レミコン)』が一般的です。
大昔のように現場で練り混ぜる事はありません。
またレミコン納入書には、調合割合や強度、出荷時間等が記載されています。
早速、打設を開始します。
日の当たらない南側奥から、打設する事にしました。
弊社では、ほぼ100%ポンプ車を利用します。
シュートやバケットを利用する事はありません。
打設に時間が掛かってしまう為、道路使用時間が長くなり近隣に迷惑を掛けてしまいます。
4.0mの道路が多いので、ポンプ車があっても無くても、打設中の通行止めは変わりません・・・。
バイブレーター担当の指示で、オペレーターが生コンを落としていきます。
落とした生コンは脚で踏み均しつつ、ある程度平らに均します。
そしてバイブレーター(振動棒)を挿し込み、中の空気を抜きながら鉄筋周りに隙間が出来ないように充填します。
その後、アルミトンボで表面を平らに仕上げる。
これをひたすら繰り返します。
アルミトンボで仕上げている様子を撮ってみました。
大きい所は、これで仕上げます。
でも水抜き穴の周りや、鉄筋の近くは難しいので金鏝を使って仕上げます。
オペレーターとバイブレーターは、常に一緒に作業を行いますが、表面を仕上げる担当は少し遅れて付いていく感じです。
挿し入れたバイブレーターは、奥から手前に引くようにします。
また、この際に鉄筋に触れないようにしなければなりません。
触れてしまうと、振動で鉄筋周りの生コンが分離する恐れがあるそうです。
うっかり触れると、音が変わるのですぐにわかります。
写真は最後の生コンを落としている様子を撮ったもの。
今回の打設では、4.0㎥の生コン車×3台分(12.0㎥)を手配しました。
少し足りないかな?
心配していましたが、逆にほんの少し余ってしまいました。
基礎の面積は、約46㎡。
耐圧盤の厚さは200mmとなっています。
単純にこれらを掛けると、体積は9.2㎥になります。
でも今回打設したコンクリートの体積は、ほぼ12.0㎥です。
その差はナント2.8㎥、これが外周部の増し打ち部分の体積となります。
いつも設計図よりも大きくなっているんです。
これを減らせば、コストダウンになるんです・・・。
でも、ケチって斜め部分の被り厚さが確保出来ないのも困ります。
仕方ないのかな・・・。
この後、アルミトンボ&金鏝で押さえてフィニッシュ!
無事、コンクリートの打設終了です。
この後、ポンプ車&生コン車を送り出し、道路の清掃を行いました。
でも今日の作業は、まだ終わっていません。
最後の鏝押さえが待っているんです。
でも、表面の浮き水が引かなければ出来ません。
作業者には、一旦事務所に戻って貰いました。
気温が高いせいでしょうか?
思ったよりも、コンクリートの乾きが良いようです。
16時頃に最後の押さえを予定していましたが、15時前には押さえる事が出来ました。
これにて本日の作業、無事完了です。
日曜日~月曜日と養生を取り、火曜日から型枠を組みたいと思います。
posted by Asset Red
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