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昨日の夜、先日行われた『一般社団法人ロングライフ・ラボ』主催/暮らしから始める健康セミナーinさいたま』のYOU
TUBE動画を視聴しました。
全部で3時間に渡るセミナーが、3部構成になっています。
一部づつ見られるから、良いですね。
さすがに、3時間を一挙に見るのはツライ・・・。
まずは、イシハラクリニック/石原新菜副院長の講話からスタート!
タイトルは、以下の通りです。
『冷え』をとり、病気しらずの健康生活
~身体を温めて、コロナに負けない免疫力アップ法~
というもの。
そもそも、免疫力とは『白血球の働き』なんだそうです。
血液中には赤血球・白血球・血小板の3つの細胞成分が存在していますが、大部分は赤血球であり、白血球と血小板はわずかにすぎません。
それでも、白血球は身体にとって大変重要な役割を持っています。
免疫とは、身体の外から侵入してきた細菌などの異物を排除する機能のことです。
体内に入った異物を処理するのが白血球の役割です。
また白血球には、好中球・好酸球・好塩基球・リンパ球・単球があるそうです。
それぞれ役割が異なるようですね。
それぞれの役割は、こんな感じです。
白血球の多くを成しているのが好中球です。
血管外にいる細菌などの異物のもとに駆けつける機能と、それらを取込んで殺菌する機能を持っています。
好酸球は特に寄生虫の感染の際に能力を発揮します。
しかし一方で、ぜんそくやアトピーなどのアレルギー疾患の一因になりうるという側面もあります。
好塩基球はアレルギー反応などに関与しているとされていますが、その存在意義や機能についての詳しい研究はあまり進んでいませんでした。
しかし近年では、東京医科歯科大学の研究によって、好塩基球はマダニに対する免疫を作る役割があることが明らかになりました。
リンパ球は特にウイルスなどの小さな標的を攻撃する役目があります。
骨髄やリンパ節、扁桃腺などのリンパ器官といわれる部位に多量に存在しています。
Tリンパ球・Bリンパ球・NK細胞がこれに当たります。
単球はマクロファージともいわれ、好中球よりもやや長い時間血中に存在して、細菌だけでなく古くなった不要な細胞も食べて除去します。
このため、単球は大食い細胞とも呼ばれることがあります。
体内の白血球の活性を高めることで、免疫力は向上します。
その為には、次のようなことを意識してみると良いそうです。
ストレスをためない(運動・趣味・マインドフルネス等々)
ポジティブ思考&笑うこと(NK細胞活性を高める)
しっかり睡眠(最低6時間以上)
運動をする(ウォーキング・スクワット等、下半身を使うのがポイント)
食べ過ぎない(老廃物を溜めない)
身体を温める(腹巻・入浴・発酵食品・生姜など)
個人的には暖かい住宅に住むことをオススメしたいところですが、同時に食生活の改善も有効です。
抗酸化作用の高いにんにく・生姜・キャベツ・人参・大豆を食べるのが良いそうです。
また、これらの食物は抗がん作用も高いんだとか・・・。
抗酸化ビタミンと言われるA・C・EやDを含む食物も良いらしいですよ。
キクラゲ・青魚がこれに当たるそうです。
乳酸菌の効果が高いのは当然ですが、野菜類をたくさん食べなければ効果は期待できないそうです。
また乳酸菌と酢酸菌を一緒に摂ることで、マクロファージ活性が2倍以上になるそうです。
乳酸菌を摂る為には、発酵食品を食べるのが一番です。
ここに、にごり酢や黒酢・サトウキビ酢・バルサミコ酢を掛けて食べれば理想的!
乳酸菌の他に、ビフィズス菌・納豆菌・麴菌・酵母菌・酪酸菌も有効です。
一般的には、朝食に発酵食品を摂る傾向が高いそうです。
でも夕食に摂るほうが、より効果が高いそうです。
寝ている間に活性を高めてくれるようですよ。
暖かい家で、発酵食品を食べましょう!
でも、過食は厳禁です。
過ぎたるは及ばざるが如しです。