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今日は月初めの火曜日です。
第一火曜日って、弊社の定休日に当たります。
よって、今日と明日はアセットフォーの定休日。
でも、2日とも私は出勤です。
2月はずーっと2連休でしたから、仕方ありません・・・。
さて、本題です。
2020年度第3次補正予算と2021年度当初予算を一体的に編成し、新型コロナ感染拡大で懸念される景気の落ち込みや雇用情勢の悪化への対策として『グリーン住宅ポイント制度』を創設します。
今回は、この制度について書かれた記事をご紹介します。
国交省・住宅局の予算から主な補助事業を2020年度と比較してみると、『地域型住宅グリーン化事業』の計上額(国費)は150億円で1.11倍。
この他、『長期優良住宅リフォーム化事業』は同規模の45億円、『スマートウエルネス住宅等推進事業』は0.92倍の230億円。
新規の『グリーン住宅ポイント制度』は3次補正のみで1094億円を計上しています。
国交省は2021年度の予算要求の段階で、テレワーク環境の整備など新型コロナによる生活様式の変化を踏まえた住宅・建築物の改修を支援するため、『長期優良住宅化リフォーム推進事業』の補助対象を拡充する方針を打ち出しています。
新たに創設する『グリーン住宅ポイント制度』は、省エネ性能に優れた住宅の新築・購入やリフォームに対してポイントを付与する制度です。
持ち家の新築は、認定長期優良住宅・認定低炭素建築物・性能向上計画認定住宅・ZEHや省エネ基準に適合する住宅(断熱等級4かつ一次エネルギー等級4以上)が対象となります。
またリフォームは、開口部の断熱改修やエコ住宅設備の設置、耐震改修・バリアフリー改修・リフォーム瑕疵保険への加入等が対象となります。
国交省・環境省・経産省が3省連携で進めるZEH推進施策では『戸建て住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業』に65.5億円を計上し、『ZEH』と『ZEH+』に対する補助を行います。
補助額は前年と変わりません。(ZEHが60万円/戸・ZEH+が105万円/戸)
あんしんニュース№246より一部を抜粋して、紹介させて戴きました。
続いてグリーン住宅ポイント制度の概要です。
一定の省エネ性能等を有する住宅の新築やリフォームを行う場合、または一定の要件等を満たす既存住宅の購入を行う場合、商品や一定の追加工事と交換可能なポイントを付与します。
①新築は最大40万円相当、リフォームは最大30万円相当のポイントを付与します。また一定の要件を満たせば、新築に限り最大100万円相当に引き上げることも可能です。
②『新たな日常』等に対応した追加工事もポイント交換可能です。
③若者・子育て世代がリフォームを行う場合等にもポイントの特例があります。
④住宅の新築・リフォーム・既存住宅の購入で、令和2年12月15日から令和3年10月31日までに契約の締結等をした場合が対象となります。
詳しくは、次の資料をご覧ください。
個人的には、対象となる住宅の省エネ性能を引き上げて1戸あたりの補助金額を高くしてもらいたいと思っています。
従来の広く浅く(誰でもが簡単に貰えるけど、補助額は少ない)ではなく、社会への貢献度が高い人にだけ手厚い補助を与える方が、省CO2対策としても有効だと思うんです。
せめてHEAT20のG2グレードを上回る位の外皮性能にしなければ、意味ないですよね。
高効率の設備機器に対する補助も不要と考えます。
3~5年、長くても10年で更新の必要がある投資に対して補助を行っても意味がありません。
更新に対して、常にトップランナー製品の購入を義務付けする訳にもいかないと思うんです。
設備に頼らなくても良いように、外皮性能を高める。
その為に必要な費用の一部を補助する。
これが正しい在り方では?