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今日は水曜日、アセットフォーはお休みです。
今月2度目の連休。昨日は春を通り過ぎて初夏という感じに暖かい1日となりました。
この調子でいくと、シロアリの群飛も早まるのかな?
そもそもシロアリは、南国の生物です。
地球温暖化が進めば、シロアリの活性も上がります。
今までの対策では、足りないなんて事もあり得るんですよね。
まずは、ホウ酸の事を勉強しようと思います。
先日の拙ブログの続きです。
ホウ酸塩について書かれた記事をご紹介しています。
米国は、チベットやイタリアからホウ砂を輸入していましたが、19世紀半ばにカルフォニアの砂漠でホウ素を含む鉱物のウレキサイトやコレマナイトが大量に発見され、1972年には、これらを原料とするホウ砂の生産が始まりました。
その後、高品質の鉱石を求めて採掘場所はデスバレーに移りました。
今日、デスバレーの露天掘りで掘り出される原料から酸化ホウ素(B2O3)換算で50万トンを超えるホウ酸塩が世界の市場に供給されています。
トルコ西部の砂漠には、カルフォニアに匹敵する規模のホウ酸塩鉱脈があります。
鉱石の輸出量が多かったのですが、精製ホウ酸塩の生産も徐々に増加しています。
砂漠の無い日本には、ホウ酸塩の鉱脈はありません。
米国・トルコ・ロシアからホウ酸塩鉱石・ホウ酸・ホウ砂などを輸入しています。
シロアリはホウ酸でやっつけなさい!/荒川民雄 著/住まいの学校 刊より、一部を抜粋
コレマナイトの写真です。
きれいですよね。
調べてみると、透過性の高い中性子線を遮蔽する壁として『コンクリート壁の中にホウ素を混ぜる』研究が進められているそうです。
ホウ素を含コレマナイト鉱石を砕いてコンクリートに混ぜれば、原子力発電に役立つそうです。
でも、中々うまくいかないんだとか・・・。
シロアリの侵入を防ぐ壁としては、既に有効なんですよね。
鳥取砂丘など、規模の小さい砂漠なら日本にも存在します。
ホウ砂等の存在が確認されれば良いのに・・・。