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3月19日付のアセットフォー日記となります。
練馬・板橋の天気は晴れ、でも、この後崩れるそうです・・・。
練馬区桜台6丁目に建つ『FPの家 Y邸』では外壁耐力面材の施工が終わり、気密施工が始まりました。
写真は、躯体およびFP壁パネルの接合部に貼られたアルミテープです。
こんな感じで、全ての外周部接合箇所に気密施工を行います。
床断熱パネルの上に張られたネダノン合板を貫通したガス管を撮ってみました。
ネダノン合板が気密ラインとなる為、ガス管回りに気密処理を施す必要があります。
ガス管と穴の隙間に発泡ウレタンをタップリ充填!
乾いたら、専用テープで気密処理を行います。
剥がれると困るので、念の為アルミテープを重ね張りしました。
今度の写真は、外壁耐力面材の開口部廻りとなります。
黒い縁のような物、なんだと思いますか?
実はコレ、ウレタンスポンジテープなんです。
これにサッシのフィンを押し付ける事で、サッシと躯体の隙間を塞ぐのが目的となります。
弊社では、ウルトジャパンの『VKPトリオテープ』を採用しています。
防水性・気密性を高めるだけではありません。
優れた追従性を持っているので、木材の痩せによる収縮・地震による歪み等による気密性・防水性を維持し続けます。
耐紫外線性能も高いので、直射日光に晒されても大丈夫なんです。
弊社では、以前からアルミテープと発泡ウレタンを用いて窓内側からの気密処理を行っていました。
この施工自体、問題はないと思っています。
でも地震の揺れによる躯体の歪みに関しては、追従しきれないケースもあると思うんです。
そこで従来の気密処理に、この方法をプラスするようにしました。
気密性能の向上といった、目に見える気密性能の向上は今のところ出ていません。
でも、いつか「やってて良かった・・・。」と思う日が来ると信じています。
内側の処理については、サッシ取付後にご紹介する予定です。
毎度お馴染みの施工なので、ご存知の方も多いかとは思いますが・・・。
弊社では、気密施工に力を入れています。
建物完成時のC値目標は、0.1~0.2㎠/㎡です。
最低でも0.3㎠/㎡をクリアしたいと考えています。
そして10年経過時でも、C値が0.5㎠/㎡を下回っているような施工を心掛けています。
アルミテープによる気密処理には、限界がありますから・・・。
その為には、色々な工夫が必要となります。
『気密住宅は一日にして成らず』
ご存知『ローマは一日にして成らず』のパロディです。
いつか、こんな諺が出来るかもしれませんね・・・。