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3月26日付アセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋は晴れ!
気温も20℃を超えそうです。
現場近くの桜は、こんな感じです。
お蔭で橋の上には人だかりが出来ていて、車の通行に支障が出ている有様です。
今日・明日の人出は、かなり増えるんだろうなぁー・・・。
どうか、緊急事態宣言再発令!なんて事になりませんように・・・。
練馬区桜台6丁目に建つ『FPの家 Y邸』では、屋根工事が行われました。
今回も、いつも同様にジンカリウム鋼板製の屋根を採用しました。
どっちかっていうと、ガルバリウム鋼板と言った方がわかるかもしれませんね。
ジンカリウム鋼板は、アルミ55.0%・亜鉛43.5%・シリコン1.5%でメッキした鋼板です。
これに対してガルバリウム鋼板は、アルミニウム55%・亜鉛43.4%・シリコン1.6%でメッキした鋼板となります。
亜鉛とシリコンの配合比がたった0.1%しか違いません。
ほぼ一緒でしょ?
でも、後者の方が断然有名なんです。
不思議・・・。
製品名は、ディプロマット・スターと言います。
アメリカのカリフォルニア州で生産されている、表面を自然石粒で施した高耐久屋根材です。
欧米ではStone Coated Steel Roofing(自然石粒化粧鋼板)というジャンルに属する屋根材なんだそうです。
既に 40年以上の実績を誇り、その抜群の耐久性・防音・断熱性・防災性・美観性は欧米各国はもとより 極寒の北欧・熱帯の東南・南アジア・アフリカ・南米・オセアニアなど世界70ヶ国以上で幅広く採用さ れているとの事。
1㎡当たり7kgという軽さも特長のひとつです。
ストレートの1/3、日本瓦の1/8の軽さですから、当然地震に対しても有利となります。
日本の陶器瓦と同じく、釉薬で色づけされた自然石粒を表層に吹いています。
この石粒が長期に渡り美観を保ってくれる為、長期わたりメンテナンスの必要がありません。
基材保証30年。
基材鋼板の錆びによる雨漏りや石粒の色褪せ、剥がれを保証します。
屋内への熱の侵入や雨音も抑えてくれます。
シングルっぽい外観も、中々良いと思いませんか?
抜群の耐久性をもたらす安心の8層構造となっています。
写真のように、上下の部材がしっかりと勘合する構造になっています。
暴風などの自然災害に対し、屋根材が建物と一体化する事で秒速80mの暴風にも耐えられるそうです。
雪止め金具を付けなくても、雪が落ちる心配はありません。
雪止め金具って、格好悪いんですよね・・・。
とにかく軽いので、作業も早いんです。
今朝一番の様子です。
下葺き材に水切り等を取付けました。
その後屋根材を揚げ、早速取付ていきます。
勘合部を嵌めながら、並べていきます。
所定の位置に専用ビスを留めて固定します。
端部のみ切断・加工する必要がありますが、それ以外は、ひたすら並べて固定するだけです。
作業員×2名で、3時前には葺き込み完了しました。
玄関庇も、ディプロマットを葺き込みます。
下葺き材は、もちろんウートップ サーモNDプラス2SK。
止水対策もバッチリです。
この後、換気棟の施工を行います。
今日中には、終わる予定です。
途中の休憩を挟んで8時間、2名で終わるなんて凄いでしょ?
現場に玄関ドアが搬入されました。
毎度お馴染みのガデリウス製木製ドアとなります。
明日にでも、取付ようと思います。
結構大変なんです。
なんたって、重いですから・・・。
重いのが珠に疵ですが、良い玄関ドアだと思います。
立派な顔になると思います。