blog
一般社団法人住宅リフォーム推進協議会は、リフォームの実施者・検討者それぞれ全国1000人超を対象にしたアンケート調査結果を公表しました。
リフォーム実施者は、過去3年以内に築後5年以上経過した自宅をリフォームした25歳以上の世帯主・所有者とのこと。
検討者は、建物や世帯主などの条件は同じで、今後3年以内にリフォームを予定する人となっています。
昨年8月にインターネットで調査し、実施者1032人/検討者1031人が回答しました。
検討者については今回の調査が12回目で、実施者については初めての調査なんだそうです。
図1によれば、リフォーム実施者の半数近くが2回以上のリフォームを行っています。
検討者でも2回目以上となる人が78.5%となっています。
世帯主の年代別では、初回リフォーム実施のピークは40代(61.2%)、50代以上では年代が上がるにつれ初回リフォーム実施割合が下がり、60代以上では38.3%となっています。
リフォームのきっかけは「設備や機器が古くなった、壊れた」が実施者39.6%、検討者39.7%といずれも最多。
続いて多かったのが「壁・床・天井・屋根など住宅の構造部分が古くなった、壊れた」で、実施者37.8%、検討者34.5%となっています。
リフォームする際に重視することは、「設備の使い勝手が良くなる事」。
実施者36.9%、検討者38.8%が最多で、「耐久性の向上が見込めること」が続きました。(実施者23.3%、検討者23.4%)
検討者がリフォーム事業者を選ぶポイントは「工事の質・技術」が29%で最多。
「工事価格の透明さ・明朗さ」26.3%と続きます。
一方、実施者が重視したのは「工事価格が安いこと」25.1%が最多でした。
年代別に契約した事業者のタイプをみると、若年層は全国規模の事業者43.3%、地元密着型の事業者47.2%と同程度なのに、中高年層は7割弱が地元密着型事業者に依頼していました。
実施者の事業者に対する満足度は全体で82.5%。
実施者が事業者選びで重視した点から読み解くと「要望に対する理解力」94%、「減税や補助金制度を提案・説明してくれる」93%、「担当者の対応・人柄」88.3%が高いことから、これらが満足度に繋がると推察できます。
事業者タイプ別では、全国規模77.8%、地元密着型85.7%と後者に対する満足度の方が高くなっています。
住宅あんしんニュース(№247 2021.03.25)より、一部を抜粋しました。
地元密着工務店としては、うれしい結果でした。
全国の地元密着工務店、頑張っているんですね。
負けてはいられません。
弊社もガンバラネバ・・・。