blog
4月3日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋は晴れ時々曇り、気温も23℃超というところでしょうか。
練馬区桜台6丁目に建つ『FPの家 y邸』では、地味に気密施工が続けられています。
樹脂窓と躯体の間に充填された、伸縮性のある発泡ウレタンです。
これを平らに切削し、アルミテープで気密処理をすると、こんな感じになります。
ここに窓枠を付けると、こうなります。
窓枠と柱の間の隙間が見えるでしょうか?
イラストで言うと、窓枠と柱の間のベージュ色の部分です。
幅で言うとおよそ10mm。奥行はおよそ130mmもあるんです。
ここに、発泡ウレタンを充填します。
写真窓枠の脇に見えるでしょうか?
何回かに分けて充填します。
一変に充填すると、発泡不良を起こすからです。
もう一度発泡したら、硬化次第平らに切削してアルミテープで気密処理を行います。
これにて、窓周りの気密施工完了となる訳です。
柱脚金物を床下の冷気が伝わり、壁内で結露を起こすメカニズムをイラストにしてみました。
これを防ぐために、弊社ではこんな施工を行います。
床パネルに明けた穴とアンカーボルトの隙間にウレタンを充填。
硬化後平らに切削して、アルミテープで気密処理を行います。
柱脚金物の周りにウレタンを吹き付けます。
これも何回かに分けて行います。
金物全てが隠れたら、テープが貼りやすいように形を整え、アルミテープで気密処理を行います。
これにて、柱脚金物の気密施工も完了となる訳です。
どちらの完成形も、構造見学会の際にご覧いただけます。
是非、ご確認ください。
ようやく、住まいの高断熱化が叫ばれる世の中になってきました。
でも、高気密の伴わない高断熱化って、何の意味もありません。
高気密って重要なんです。
気密性の重要性について、見学会ではお話したいと思います。
興味のある方は、是非お越しください。
スタッフ一同、お待ちしています。