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4月9日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋は晴れ。
気温も高く初夏を感じる陽気でしたが、午後はすっかり曇ってしまいました。
練馬区桜台6丁目に建つ『FPの家 y邸』では、設備業者が大集合!
足の踏み場もない状態です。
でも仕方ありません。
天井野縁が組み終わり、吸音材の敷き込みや石膏ボードを取付ける前でなければ出来ない作業もあるんです。
その為に大工さんにも作業を中断して貰い、休んでもらいました。
設備業者さんには、短期集中で作業に取り組んで貰います。
いつまでも大工さんに休んで貰う訳にもいきません・・・。
設備業者①
水道屋さんは、2階の排水配管を行っています。
グレーの配管は排水管です。
そして白い部材は通気弁となります。
排水管内に適正量の空気を取り込めないと、スムーズに排水が行われません。
排水時に「ゴボゴボ」と音がしたり、下水臭がしたりする場合は、取り込む空気量の不足が原因の一つとして考えられます。
これを防ぐのが、通気弁の役割です。
基礎下の配管は既に終わっていますから、今日は吸音・遮音効果のある『音ナイン』を取付けた配管材を1階天井裏に配置し、外部に出す作業がメインとなります。
キッチンには食洗機を設置する為、HT管を立ち上げました。
HT管とは耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管の事。
茶色いパイプです。
一般的なグレー色のパイプはVP管、水道用硬質ポリ塩化ビニル管と言います。
また紺色のパイプはHIVP管、耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管と言います。
茶色はお湯に、紺色は給水に、灰色は排水に使います。
最も弊社の場合、給水・給湯は架橋ポリエチレン管を採用していますが・・・。
設備業者②
換気・空調屋さんは、ひたすら換気ダクトの設置を行っています。
今回採用しているのは、全熱交換タイプの第1種換気システムです。
その為、給排気ともスパイラル管を使います。
換気システム本体の設置は、まだ行いません。
完成間近に行う予定です。
全熱交換タイプの場合、トイレ・お風呂等に局所換気を設置し間歇運転でするのが一般的ですが、弊社は局所換気を設置しません。
全て換気システムで行うからです。
当然連続運転となります。
トイレ・お風呂の排気をそのまま捨てたら、ちっとも省エネではないでしょ?
換気ダクトが終わったら、引き続き空調配管を行います。
設備業者③
電気屋さんは、電気配線を行っています。
照明配線・スイッチ配線・コンセント配線。
外壁側に配線スペースを設けているので、そこを有効に利用します。
電話用の空配管やTV配線、インターネット等の設備も電気屋さんにお願いしています。
なぜかレンジフード用のダクトは、電気屋さんなんですよね?
これ、先代からの伝統です。
電動給気シャッター用に壁にスリーブも入れて貰います。
設備業者④
ユニットバス設置業者です。
今回は2階に吊架台を取付け、そこに設置して貰いました。
以前と違い、石膏ボードが張られているので吊架台の施工も大変そうです。
弊社の場合、外壁には硬質ウレタンフォームパネルが充填されています。
そして内壁にはグラスウールが充填されています。
どちらも吊架台の施工に邪魔なんですよね。
施工中、施工後にしっかりと確認しないと、外されたり削られたりします。
ちゃんと復旧して貰わなければ、断熱欠損になってしまうんです。
まだまだ、断熱・気密施工を理解していない業者が多いんですよね。
困ったもんだと思います・・・。
今回も、魔法瓶浴槽を採用しました。
お風呂のお湯が冷めないのでお勧めです。
据付中は、部材を拡げるスペースが必要になります。
これも、大工さんに休んで貰った理由です。
あと少しで終わりそう・・・。
今回もシンプルでスッキリとした浴室に仕上がりそうです。
太陽光発電の先行配線は、既に終わっています。
パワーコンディショナー用の配線です。
そして分電盤への配線です。
この他に太陽光パネルから、パワコンまでの配線も引きました。
明日は見学会の準備を行う為、作業は行いません。
残りの作業は月曜日になりそうです。
外壁の防水施工を月曜日に行う予定です。