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4月16日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋は曇り。
明日は雨になるようです。
お昼前に弊社OB宅を覗いて来ました。
築25年目を迎えようとしている、木造2階建て専用住宅です。
私自身、初めてお会いした方でした。
「ご近所の工事に入った業者に声を掛けられました。」
「我が家の屋根が、マズイ事になっているらしいんです。」
「棟包という部材が、外れているそうです。」
「直してあげてもいいよと言われたんですが、断りました。」
「念の為、見て貰えませんか?」
サギかも知れません。
でも心配です。
早速、3連梯子を車に積んでいきました。
6.0mの西道路に面する、東西に長い敷地でした。
間口5.8m×奥行14.7m、北側斜線&高度地区斜線の影響で北側が大きく下がった外観の建物となります。
道路面が妻面になっている為、梯子が掛けにくいんですよね。
でも南北面は、敷地境界と建物が非常に寄っています。
ここに梯子を掛けると、梯子が急過ぎて怖い・・・。
そんな状況で撮ったのが、次の写真です。
見えないですよね?
棟包を留めている釘が、少し抜けかかっています。
半分ほど抜けている釘も何本かありました。
でも棟包は外れていません。
良かった・・・。
写真を見て戴きながら、そう報告しました。
念の為、棟包を一旦外して防腐貫を交換し、棟包を付け直す提案もしました。
建ててから25年間、メンテナンスは何も行っていないとの事。
確かにサイディングの目地シールが所々無くなっています。
あっても劣化してボロボロです。
このままでは、漏水の危険もあります。
6寸勾配の屋根の為、屋根足場がなければ修理も出来ません。
せっかく足場を架けるなら、ついでに外装リフレッシュをしてはどうでしょうか?
そんな話をして帰ってきました。
相変わらず、サギまがいの営業が横行しています。
結果的に、良いタイミングではありました。
ここでメンテナンスをしておかないと、余計な出費になりかねません。
でも、こうした営業をする人達の施工って、怖いんですよね。
すぐに塗り直すケースも多いんです。
シーリングの打ち替えをせず、そのまま上塗りしていた現場もあります。
しかも、結構高い見積だったりします。
困ったもんです。