blog
地球温暖化対策として『森林資源の有効活用』は極めて有効です。
ご存じのように、樹木は光合成により二酸化炭素酸素に変えてくれます。
樹木がたくさん繁っていれば、空気中の二酸化炭素が減るでしょ?
しかも、体内に大量の二酸化炭素を蓄えてくれます。
でも歳をとった樹木は、若い樹木程光合成を行いません。
だからこそ、森林にも世代交代が必要となります。
伐採を行って日当たりを良くしたり、下草を刈ってあげることも必要です。
森林って勝手に成長するイメージがあれますが、意外と人の手が必要です。
人が時間を掛けて世話を焼いてあげないと、森林は生長する事が出来ないからです。
その為には、林業の正しい運営が必要となります。
手間暇かけて成長した樹木を切り倒し、製材し、運搬し、販売する。
この時の価格が適正でなければ、商売は成り立ちません。
成り立たなければ、商売は続きません。
そうして、日本の林業は衰退して来ました。
その結果が、今回のウッドショックの原因のひとつです。
コロナ禍の影響も大きかったけど、仮にコロナ禍が無かったとしても、いずれ起きていたと思います。
地球温暖化が進んだ結果、山火事も増えました。
?
という方も多いと思います。
こんな理由があるそうです。
地球温暖化が進むと、空気が乾燥します。
そして落雷が増えます。
気温が1℃上がると、落雷数が10~12%増えるという研究結果もあるそうです。
樹木の水分が減り、森林も乾燥します。
適度に湿った森林であれば、落雷があっても山火事になる事は多くありません。
でも乾燥した森林は大規模な山火事を引き起こします。
山火事によって排出された大量のCO2は温室効果ガスです。
地球温暖化が益々進むという悪循環に繋がる訳です。
どこかで、この悪循環を防がなければなりません。
森林が燃えてしまえば、ウッドショックは益々進みます。
燃えた森林を戻すには、35~50年も掛かるんです。
私たちの行動が、将来の地球と子供たちの未来を決めちゃうんですよね。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分