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4月27日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ、気温も20℃くらいまで上がるようですね。
午前中に築3年目のお宅にお邪魔して来ました。
こんなお宅です。
弊社にしては珍しい『軒ゼロ住宅』です。
しかも外壁仕上げはジョリパットのリシン調の為、経年による汚れが心配なんですよね。
比較的汚れの目立たない色にはしているものの、やはり気になります。
現地に到着後、真っ先に確認させて戴きました。
軒ゼロではあっても、窓上には庇を設置しています。
そのせいか、窓下の雨染みは出来ていません。
オーバーハング水切も、ちゃんと機能しています。
良かった・・・。
軒天に張った、杉の赤身材もきれいなモンです。
ケイカル板等の不燃材を使う事が多いですが、経年劣化を考えると木材利用を本格的に検討する必要がありそうです。
軒先の水切処理さえ間違えなければ、軒天に限っては木材利用によるデメリットはありません。
下地にケイカル板を貼れば、防火上の問題もクリアできます。
経年劣化するケイカル板+塗装と比較して、無垢板はきれいに状態を維持してくれます。
むしろ経年美化と言っても、いいくらいです。
でも、軒ゼロ&リシン調の外壁は再考の余地アリです。
(現在はNGですが・・・。)
やはり、雨による汚れを防ぐことが出来ません。
よく見ると、所々ぼんやりと汚れているのがわかると思います。
他の塗料と比べてリシン調塗料は艶が少なく、パターンもおとなしいんです。
比較的安価という事もあり、採用したがる方も多いんです。
でも艶のない塗料は、間違いなく耐候性が低いので汚れてしまいます。
リシンの場合は細かい凹凸に空気中の埃を吸い寄せてしまう為、余計汚れやすいんですよね・・・。
玄関ドアに、木製ドアも使いました。
嵌め殺し窓との組み合わせで、明かり取りも設けています。
でも、玄関庇が無いんです。
2階部分を455mmだけ跳ね出したので、その分だけが出っ張っているのみ。
直接雨が吹き付ける事もあるんだと思います。
チェリーの扉が色褪せています。
庇を深くして雨掛かりを防ぐ事が出来れば、もっと鮮やかな色だったのに・・・。
悔やまれてなりません。
そろそろメンテナンスをした方が良いですね。
その方法をレクチャーしつつ、促したいと思います。
ポーチ床を、モルタル仕上げにしました。
墨を混ぜたので、新築時はかなり黒かったんです。
でも今は、普通のモルタル色と変わりません。
やはり雨に当たると色褪せするんですね。
クリア塗装を上塗りした方が良かったのかな?
ちなみに玄関内部の墨モル仕上げは、今もきれいな色をしていました。
posted by Asset Red
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