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昨日もウッドショックの話が出ました。
やはり外材の入手が難しいらしい・・・。
急遽内地材に変更することで対応する事になります。
その場合に問題となるのが、材種変更に伴う構造強度の変更です。
米松って構造強度が大きいんです。
対して国産針葉樹の構造強度は比較的小さい・・・。
当然、構造計算の根拠自体が変わってきます。
そう、構造計算をやり直さなければならないんです。
強度を変えて計算しなしてみたら、NGが出た!
なんて事態が発生するかも知れません。
そんな時、例えば梁であれば、梁成を上げて対応します。
柱であれば太くする事もあります。
少なからず納まりに影響も出るでしょう。
天井が下がるとか、一部に梁型が出るといった具合です。
こうした事態を避けるため、弊社では構造強度の小さい部材を使う前提で計算を行うようにしました。
こうしておけば、問題の多くを避けることが出来ます。
あとは価格ですね。
高いお金を払っても、入手できないケースもあるようですし・・・。
こればっかりは、やってみないとわかりません。
聞いても、誰も答えてくれません。
木材の高騰に合わせて、運賃やその他の部品等の価格もジワジワと上がっているようだし・・・。
先行きがますます不安になっています。
とにかく冷静に対応するしかありません。
焦って資材を買い集めたり、大騒ぎするのは得策と言えません。
情報を集め、取引先と対策を練るしかないと思います。
posted by Asset Red
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