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5月15日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋は晴れ時々曇り、でも結構暑いですよ。
板橋区蓮根1丁目に建つ『FPの家 I邸』では、立ち上がりコンクリートの打設を行いました。
今日は、同じ分譲地内の〇条工務店の現場の建て方も行われます。
朝から現場は、大わらわです・・・。
朝8時、フライング気味に作業をスタートしました。
〇条さんの現場は未だ動き始めていません。
今回も道路使用許可を取り、ガードマンを立て、片側交互通行を行いつつの作業となりました。
作業に当たるのはいつもの5人です。
打設スタート!
ポンプ車のオペレーターが、ホースを操って生コンを打ち込みます。
バイブレーター担当が打ち込み位置を指示を出し、打ち込まれたコンクリートに振動棒を挿し入れコンクリート中の隙間を無くしていきます。
掛け過ぎると、水とコンクリートが分離しちゃうし、足りなければ鉄筋周りや型枠の際にジャンカが出来てしまいます。
これ、重要な仕事なんです。
ベーススパイラル担当が、棒を型枠とコンクリートの境目に挿し込みます。
型枠沿いになぞる事で、仕上げに骨材が出る事を布防ぐことが出来るんです。
棒には螺旋状のワイヤーが巻き付けられています。
こんな具合です。
ベーススパイラル&バイブレーターの写真を撮ってみました。
上がバイブレーターの振動棒。
そして下が螺旋状のワイヤーが巻き付けられたベーススパイラルの先端です。
天端均し担当①
打設後の天端を、手で平らにしています。
コンクリートの入ったバケツを持ち歩き、足りない時には補充していきます。
天端均し担当②
荒均し後の天端を、金鏝で押さえていきます。
ヘラで型枠に付着したコンクリートを削り取る役目も兼任しています。
打設時、コンクリートの高さは写真中央の黄色い丸を目安にしています。
これ『一発くん』と言います。
黄色い頭の下にハネがあって、ここにコンクリート天端を合わせるように打設します。
天端の⊕にドライバーを挿し込み、回せば簡単にレベルの調節が可能です。
意外と便利なので、重宝しています。
打設完了です。
4.0㎥積んで来てもらいましたが、少しだけ余ったようです。
ポンブ車の配管内に残ったコンクリートを、ノズルを延ばして生コン車に戻しているところを撮ってみました。
余った生コンは、産業廃棄物となります。
勝手に処分する事は出来ません。
生コン車やポンプ車を洗浄した水と同様に、プラントまで持ち帰り、正規の方法で処理しなければならないんです。
バケツの左に置かれてスポンジに注目してください。
30cm角のスポンジです。
何に使うと思いますか?
この後、スポンジに水を浸します。
そしてビショビショになったスポンジを、ポンプ車のコンクリート受け口に投げ入れます。
ポンプを動かすと、スポンジは内部に吸い込まれ、パイプ内を掃除してくれるんです。
最後はノズル先端に取り付けられたスポンジ受けで留まります。
このスポンジを取り出し、洗浄すれば、ポンプ車の事後処理も完了です。
この後、早々に生コン車&ポンプ車は退場しました。
この時点で、ガードマンもお役目御免となります。
だって、道路に写真のような『壁パネルを積んだトラック』が数台待機しているんだもん・・・。
ほぼ9時には、道路使用は完了していました。
そして、その後を〇条工務店が引き続き使用します。
ここでガードマンの引継ぎが行われていました。
弊社が手配したガードマンから、〇条さんが手配したガードマンに交通誘導が引き継がれた訳です。
敷地内(路地状敷地部分)に設置したラフターを使って、パネルが次々と吊り上げられていきます。
あっと言う間に建物の1階部分が組み上がりました。
いつ見ても凄いですよね。
ずーっと建て方を見ていたかったんですが、そうもいきません。
仕事、仕事・・・。
そろそろ、浮き水が出てきました。
これが引くのを待って、天端均しを行います。
打設完了後1時間で、浮き水が引きました。
いよいよ、これの出番です。
天端レベラーです。
白い袋を開けて、大きな容器に明けるところからスタートです。
ここに清水を適量入れます。
よく攪拌して、良い感じの粘度になったら準備完了です。
小さなバケツに小分けして、柄杓で静かに天端に注いでいきます。
一発くんの頭が見えるギリギリまで、注いで作業完了です。
この後、型枠天端にマスカー養生を行いました。
もしかしたら、雨が降るかもしれません・・・。
隣のポ〇ハウスでは、屋根の下葺き材そして、外側にブルーシートを掛けていました。
雨養生です。
おそらく、〇条さんも1階部分の建て方が終わったら、ブルーシートを掛けると思います。
これにて、本日の作業完了です。
そう言えば、隣のヘー〇ルハウスの基礎が、いつの間にか進んでいます。
4棟揃い踏みの日も近そうですね。
明日以降は、しばらくの間コンクリート養生を行います。