練馬・板橋で注文住宅を建てるなら地域密着の工務店アセットフォー

今日は水曜日、アセットフォーの定休日です。

先日、見つけてしまいました。

弊社OB宅の庭先で・・・。

築13年目のお宅です。

ご家族が増えたため、増築をする事になったんです。

解体した部材を引き下げている時に、庭の片隅に置いてある廃材を見掛けました。

どうやらご自分で、ウッドデッキを庭につくっていたようです。

それを撤去し、部材をそのままにしていたという感じです。

「一緒に捨てておきましょうか？」

先日、奥様に聞いてみました。

「お願いできるの？嬉しいわ！」

早速、片付けに行ってきました。

廃材を拾おうとして、木材をひっくり返した時です。

白くて小さい虫がウジャウジャ動いていました。

虫が大丈夫な方は、ご覧ください。

https://www.facebook.com/arai.assetfoe/posts/1485164578529875?from_close_friend=1&notif_id=1621218806909906&notif_t=close_friend_activity&ref=notif

シロアリです。

びっくりしました。

大急ぎで木材を回収し、別の場所に捨ててきました。

念のため確認しましたが、他の木材に食害が拡がっている様子はありません。

まずはシロアリがいた辺りに殺虫剤を噴霧します。

家庭用のハエ・蚊退治用スプレーで構いません。

主な成分はピレスロイド系殺虫成分です。

蚊とり線香の原料として使用されたシロバナムシヨケギク（除虫菊）の花に含まれる成分（ピレトリン、ジャスモリン、シネリン）とよく似た作用・構造の化合物となります。

害虫に対して殺虫効果や忌避効果を示すことから、古くから「家庭用殺虫剤」の殺虫成分として使用されていました。

• その特長は、以下の通りです。
• ①速効性で、早く効果があらわれます。
• ②物陰から害虫を飛び出させる効果（フラッシングアウト）があります。
• ③忌避効果があります。
• ④人に対して比較的毒性が低く、安全です。
• ⑤自然界における分解が速く、環境負荷が少ないです。
• 念のため増築部分にも、たっぷりと防蟻剤を噴霧しました。
• 残念ながら、弊社が防蟻・防腐剤として採用している『高濃度ホウ酸水溶液』を噴霧しても効果はあまり期待出来ません。
• 食べないと効果の出ない食毒タイプだからです。
• ピレスロイド系殺虫剤であれば、触れるだけで効果があります。
• ホウ酸は、シロアリの体内にいる木の繊維を消化する常在菌を死滅させることで、シロアリを退治します。
• だから効果が出るのに、ある程度の時間が必要です。
• 雨が降れば流れてしまうし・・・。
• 今回のようなケースの場合には、適した薬剤とは言えないんです。
• 逆に弊社では、室内でピレスロイド系殺虫剤を使うことはありません。
• 揮発して効果が長続きしないし、弱いとは言え毒性はあります。
• やはり高濃度ホウ酸水溶液が一番安心です。
• 今回の場合、土壌処理用の防蟻剤を撒けば、より効果的です。

発見場所から3ｍ以上離れているので、大丈夫だとは思うんですけど・・・。

でも、良かったですよ。

発見が遅ければ、建物に被害が出ていたかもしれません・・・。

皆さんも、ご注意下さい。

庭に要らなくなった木材を置いておくのは止めましょう！

シロアリの温床になるかもしれません。